私は理学療法士&鍼灸師のダブルライセンスで開業したyasと申します
病院とも提携しながら社員時代よりも収入アップ、ストレスが減った私が開業や転職に不安な方へ
「開業や転職は不安」
「何をどうしたらいいかわからない」
などのお悩みを実際経験から解消します
今回の記事の対象者はいつもの理学療法士、作業療法士、鍼灸師、柔整師、整体師、セラピストだけでなく
一般の方が
マッサージの価格相場っていくらなの?
価格が高い・安いは何が違うの?
そんな疑問について裏側の話を入れてお伝えします
事業経営を超小規模で行っている身として話しますと
経営に最初にぶつかる問題は?と聞かれたら
何といってもまず料金設定です
値決めは商売の基本と言われ、大変難しいとこです
京セラ名誉会長の稲森氏は「値決めは経営」と言われました
それほど重要でも
実際に値段をつけて
その料金を頂くというのは想像以上に気持ちとしてハードなことです
値段設定が崩れると、働けど働けど生活は苦しいことになります
高すぎても安すぎてもダメでしょう
しかし、適正な料金とは一体いくらかは誰にもわかりません
ここでは正解はないですが、料金設定の考え方もお伝えします
この記事でのメリットは
- マッサージの相場価格がわかる
- 別角度で料金設定の考え方がわかる
- 開業を考えている人が価格設定の調整方法がわかる
- 実体験からの顧客感情がわかる
結論
業界単価はおよそ10分1000円です
少しでも安く受けたいなら顧客情報の提供が必要
開業して料金設定するなら
自分の希望でなく、色々な角度から見て料金設定を行うべき
では、説明させて頂きます
医療・マッサージ業界全体の価格相場
マッサージを受ける場合は保険が使える保険診療と自費診療があります
医師が必要とした場合や対象部位・疾患等に限り、整骨院や鍼灸院で
マッサージを受けることができます
整骨院や鍼灸院はマッサージとは言ってはいけませんが
揉んでもらうような行為をしていると大きく括れば同じです
医療関係では主に整形外科になるかと思います
そこでの値段を考えてみましょう
医療機関のマッサージ料金
外来クリニックのリハビリテーション診療点数は73~110点です(R4現在)
初診288点として、その他投薬や検査があると仮定すると400~600点ほどでしょうか
10点1000円で、3割負担なので、1回の料金がおよそ2800~4200円です
医療機関は検査・処置で値段が大きく変わりますが
アルバイトをしていた経験から再診では1500円ぐらいおよそ皆さん支払っていました (3割負担で)
整骨院も保険で受けることが可能ですが、こちらは自費診療と保険診療を組み合わせて 価格設定されているところが多いです
最近私が行ったところでは3000~4000円の初診料金でした
保険を使っても大体は3000円ぐらいの料金は支払うとお考えください
自費でのマッサージ価格
自費の場合はおよそ10分1000円です
ただし、業界によって少し異なります
アルバイト(無資格)を雇って行っているようなところですと
さらに料金は下がります
全体としては価格競争が激しいです
鍼灸治療院ではどうかというと
こちらは保険よりもほとんど自費診療メインのところが多く
私の流派の先生は4000円~5000円で行っています
カイロプラクティックでは
私が行ったことがある二つのところでは4000円と8000円で受けられました
街のクイックマッサージでは
15分2000円ぐらい、下手すると1000円のところも見かけました
しかし、これは特別な場合です
患者さんに聞いた中ではかなり安かったのですが
LINE登録や初回だけ、友達紹介など少しハードルがあったと記憶しています
安い料金で受ける場合は顧客情報を提供する必要があります
ここから広告や属性を見て、次の商売の材料にしていくのでしょう
ホテルなどで受けるスパ、リフレクソロジー系は
長い時間で料金もそれなりに高いです
施術者の腕でなく、立地・建物によって値段も跳ね上がります
施術者はお抱えではなく、外部から派遣されることもあります
皆さんが聞いたことがあるホテルでさえ、そのような形態があります
ホテル側としては雇用するリスクを一切負うことなく
儲けの一部をもらえる訳ですから、こんなオイシイことはありません
両方の取り分がある分
リゾート地や高級ホテルは高いということです
高級ホテルでは1時間3万円以上の値段もあります
このように保険と自由診療で幅がありますが、内容によってはどちらも高くつくことはあります
鍼灸、整骨院、整体、カイロプラクティック、マッサージ、リフレクソロジーや その他など自由診療ひっくるめて、およそ10分1000円が昔から相場とは言われています
お店選びでこの基準より安い場合は何かあるんじゃないか
医療よりも慰安といった部分に期待した方が良いかと思います
(悪いところを治療するのではなく、癒されに行くところの意味です)
店側から価格相場を考える
ここから先はちょっと深堀りして考えてみます
今度は逆に店側から価格について考えてみましょう
料金を払う側としては安いに越したことはありません
しかし物事には
適正価格
というものが存在します
安いということは良いものとは限りません
逆に高いものも良いものとは限りません
何にどれくらいの金額がかかるかを考えてみます
先ほどの料金ですが、整形外科や鍼灸院では一人の患者さんにかかる時間がそれぞれ異なります
当然、時間をかけて行うものやお金をかけた設備があるものは
料金に反映しなければいけません
建物・光熱費・備品・人件費・広告費などの固定費
テーピングなど消耗品の変動費
セラピスト系にはあまり仕入れが必要ないので変動費はかかりにくいですが、これらも考慮しなければいけません
そして人件費として時間単価がいくらなのか考えましょう
ちなみにご自身の時給の算出の仕方としては
年収を時間換算することで割り出せます
一年間の労働日数を労働時間でかけあわせます
そこから年収を割れば、残業時間抜きのざっくり時給が割り出せます
企業側は利益が手元に残るような人件費・家賃などの固定費に合わせて、変動費を加えて
さらに利益が残る設定にしています
人件費を最低賃金水準で1000円
家賃20万、光熱費5万、その他流動費等を10万とざっくりしたうえで
月22日の8時間勤務とすると
人件費17万6千円、経費35万で一日23909円の売上が必要です
患者さんを40分で7時間行うと11人施術できます
一人最低2174円もらわないと潰れます
かなり、概算としてはざっくりですが・・
これだと10分600円程度です(奇跡的な最低ライン)
こう考えると10分1000円は利益を考えて妥当な数字と思います
サービス業ではあまり関係ないかもしれませんが 原価率で考える方法もあります
原価とは仕入れ値のことです
これが売り上げに対してどれくらい占めているかを原価率と呼びます
セラピスト系の原価率は身体が基本なので、ほぼ0%ですが
飲食店などは30%前後が通説です
そこから逆算して値段設定することができます
原価1000円だと3400円はもらう必要が出てくるでしょう
個人的には最低これぐらいはもらわないと
経営としては危険と認識するで良いのかと思います
あまりに安いところは継続して営業することが難しい場合や
従業員に無理をさせている可能性があります
店側の希望価格で考える
高い価格設定を見たとき
「なぜ、相場よりもここは高いのだろう」と
考えたことはありませんか?
店側があえて相場より高い価格設定をしているときを考えます
高い価格は
高いというだけの価値・ブランド力を現わしている
設備費用、立地など経費から価格を設定している
時間単価から算出している
これらが有力です
値段に基準はありません
言い値が全てです
受ける側に覚えてほしいことが
高いから良いとは限らない
ということです
高いから効果が良い
というわけではないです
高級ブランドバックや高級時計で考えてもらえればわかりやすいです
鞄や時計としての機能は他の物でも十分果たせています
安物よりは当然丈夫な作りで着け心地も良いでしょう
それが価値と価格が釣り合っているかは別です
治療・施術も同じです
一定以上の金額は、もはやブランドです
では逆に貰う側はどうやって価格設定をすべきでしょうか
まずは希望する年収を出します
そこから逆算して1か月いくらか、1日いくらか、 何人診るのか
それでいくらに価格設定しないといけないのかと割り出す方法です
これは先ほどの時給換算とは逆で高くなる傾向があります
しかし、目標金額を設定することは重要ですし、 働きすぎをストップさせることができます
自営業で働いて忙しいと
現在いくらくらい稼いでいるのか
この仕事は少し無理して受けた方がいいのかなど
判断に迷うことがあります
そういった時の指標にもなります
例ですが、年収は平均の430万(R2国税庁参考)を超えて500万とします
月41万6000円稼ぐ必要があり
実働日数が22日とすると一日18909円稼ぐ必要があります
一日6人診ると一人当たり3152円となります
これらは経費を含んでいないのでそこを加味した値段設定になるかと思います
先ほどの月にかかる経費を35万で考えると
一人にかかる治療費はプラス2652円
ですので、一人6000円程度の価格設定になります
経費がかなり安いと思いますが、相場の6000円は
最低価格、最高価格両方からみても
ある程度の妥当な着地点だと言えます
さて高額な施術料金ですが
実際には10000円を超える価格設定もあります
これが正に技術料・ブランド料金です
- 院長に施術してもらう
- メディアに出演していた人に施術してもらう
- 芸能人御用達の人
- 特殊な技能を習得している
- めずらしい機械を導入している
他の替えがないこれらはさらに高い希望価格を設定できるでしょう
高い値段でも価値を感じてもらえれば支払ってくれます
当然、そういった支払いを可能にできるターゲットを設定する必要があります
常に安いものを探す顧客相手では難しいですし
経営者がそのような思考パターンだと高い金額設定はできないでしょう
普段から高いものを支払い
何に価値があるのか考える必要があるのではないでしょうか
私も参考に高い施術も受けることがあります
そこで、この値段で施術しているなら、自分は大丈夫だとか
このサービスが他にないから、この価格なんだな
と感じとれるようにしています
そうすると逆に詐欺っぽいものも見えてきます
高い価格設定に関しては1万円欲しい人は1万円設定すればいいんです
決めるのはお客さんです
ただ、価格に見合ったサービスをしないとお客さんに失礼ですし
基本的にリピートがないと事業が伸びないので、事業自体が成り立たなくなります
けれども安すぎると、やる気がなくなります
開業する方が気を付けることは
少し背伸びな価格にして、それに見合う努力を続けることが希望価格で設定する方法だと思います
安いマッサージ価格の理由(オプション調整)
チラシ広告などを見て
良さげなところが安い
行ってみようとなり、施術を受けようとします
受ける直前でオプションをアレコレ説明され勧めてきます
気が付けば適正料金に早変わり
こんな経験はありませんか?
店側の視点で説明致します
一度、料金設定をしてしまうと、料金変更は変えづらいものです
そこで基準となる価格を設定してから
微調整を加えたいときはオプションを付け加えるという方法があります
多用すると信頼を失うのであまりお勧めはしませんが
もはや一つの常套手段です
例えば Aコース3000円を基本として
テーピング+500円
鍼灸+500円
姿勢矯正+1000円 などで
ちょっとずつ搾り取るような行い方です
客側でこれやられるとイラっとしませんか?(笑)
注意点としては必ず事前に費用を説明しましょう
後でトラブルになる可能性があります
別業界ではシレっと会計時に金額提示してくるところがありますが
あまり気持ちの良いものではないですね
私の場合は訪問の料金を加えることはありますが、ほとんど丸めの料金にしています
ご高齢の方をお相手させて頂いているので
分かりにくいことはサービスとして問題だと考えています
そういった点でいえばサービスメニューが多すぎるのも
顧客目線で考えると 良いとは限りません
メニューが多いほど親切かと思いがちですが
判断を迷わせるので頭を疲れさせてしまいます
ちなみに Aコース、Bコース、Cコースで価格設定することもよくある方法です
この場合Bコースの真ん中の値段に申し込まれることが多いです
A,Cと選択肢を持たせてBをメインに価格設定していき、 お金払いが良い方にオプションで売上を上げるということが商売の上手い人のやり方です
支払うお客さんの立場では
このようなことが店側は考えていると思って受けに行ってください
リピート前提で価格設定を行っている
安い料金設定の場合
初回だけ安いサービスで受けられることはありませんか?
これは1回でなく、数回行うことで価格の帳尻を合わせるやり方です
店側として時間や技術以外に重要なことは
患者さんのリピート率です
リピートがなければ経営はまず成り立ちません
経営の話ですが 一回の治療で治せる治療院より 3回の治療で治せる治療院の方が信頼や経営がうまくいくと聞きました
これは私の経験でも実際にそうです
接触回数が増えるほど相手に対しての信頼関係が生まれやすい心理学の観点
何度も通うことでお金の支払いに抵抗感が下がる
お店に行くハードルが下がりやすいなど
つまり習慣化しやすいのです
もちろん1回で治せることが素晴らしいのですが
それでも3回通ってもらう工夫は経営としては必要です
そこは技術であったり、接客の部分ですが
価格設定においても工夫が必要です
初回割引以外の常套手段は回数券です
回数券を購入することで割安な値段にします
10回通うと1回無料などのクーポンも同じようなものです
これらは経営者側から見ると安定した収入を確保しやすいので、推しに推しまくります
逆に技術が確かなところはまずしません
しなくてもお客さんが十分に来られるからです
そもそも、医療と称する人間が治す・身体を良くするために
回数券が必要な理由はおかしいものですよね
最短で身体を良くすることが、求められていることです
ただ、何回か回数を重ねると治療効果も高まりやすいのは事実です
治療に終わりを見据えているのかが、慰安か治療の分かれ目だと思います
店側がリピートしてもらう方法でのお勧めの仕方としては
「一回では限界があるので最初にあなたの身体だと、これぐらいの回数を目安に来てほしい」
などの伝え方が好ましいと思います
リピートしやすい値段設定というものは重要です
リピートされる方だと少しだけ料金設定を安くすることは良いと思います
相手の金銭負担とリピートをどれくらいするのかを考えて、決めましょう
ただ、良質なサービスと普通のお客さんであれば
正規の価格で十分リピートはしてもらえます
他にはリピートしやすい環境を整えておくことが重要かと思います
最近の主流は月額料金のサブスクタイプや口座引き落としの手続きです
このような支払い方法をされた方は
治療院や施術者のファンになっている可能性が高く
長くお付き合いして頂ける可能性があります
そういった方に対して価格というのも用意してよいかと思います
しかし、このようなシステムを導入すると手数料が必要となりますので
相手の負担やリピート率を上げるための費用対効果が十分かは吟味して下さい
ざっくりでお伝えするとリピートが10人以上であれば導入するメリットはあるでしょう
お客として利用する場合は
安易な回数券の利用を勧めてくる場合は
治す気は大してなく、定期収入目的にされていないか
治療を受けながら、感がてみましょう
マッサージの価格もインフレや増税に影響する
マッサージなどの治療を受ける際に
「別に特別な仕入れがないから価格は据え置きでしょう」
と思われるかもしれませんが
業界自体に影響はなくても生活に影響があれば価格は変化します
また仕入れは関係なくても電気代やクリーニング代などは変動するので
価格が上がることはあり得ます
店側も価格設定に関しては世間の情勢も見ながら考えましょう
値上げするタイミングは増税です
単純に税抜き価格で提示し、世間の増税の際に合わせれば問題ないかもしれません
基本的に個人事業レベルでは消費税納税義務のないレベル(売上1000万以下)かと思いますが
事業者は消費税として徴収して、納税せず、そのまま収益にされています
別に悪いことをしていません
これを益税といいます
この是正を図るのがインボイス制度という訳です
増税になると税金そのものだけでなく、物価も上昇します
その為、経費にかかる費用も上がっていき、 利益が減ってしまう可能性があります
この点は考えて、余裕を持たせた価格設定が必要です
なぜかというと、値上げを最初に踏み切るのは 批判の対象になりやすいからです
また値上げをする場合は正当な理由が必要です
単純に税金が上がったから、物価が上がったからという理由だけで値上げをするとなったら
お客さんは 「いや、そんなん知らんがな」といった具合です
可能な限り、相手側へ「メリット」を提示することで、客離れを防ぎます
簡単な方法としてはサービスを付け加えることや
新規のお客さんから新しい値段で対応するなどです
価格の変動というのはすごく敏感に察知されます
出来るだけ、値段は据え置いて対応できるように
最初から安い価格設定でたくさんのサービスをしないよう注意する必要があります
患者側としては、安い理由は値上げをしない為に価格を据え置きたいから
現在の少し割高な値段になっている可能性を知って下さい
マッサージ価格の天井は?
セラピスト系の治療で高いサービス料金はいくらでしょう
私が見てきた中では2万円台が最高です(施術時間は忘れましたが)
3万を超えるところは見なかったですが、探せばあるでしょう
人間とは不思議なもので高いもの程、良いものと考えやすいようです
また専門性が高いもの、店舗や施術者にブランドがあるものは高額なところが多いです
確かに高いものは総じて良いものが多いですが
それほどの価値を感じないものや詐欺に近いものも存在します
明らかに高額な値段で、見合ったサービスではなくても活動しているところはあります
売れているかは不明ですが、固定費の低さが大きいと思います
高い治療料金をもらっている人を凄いと思って近づくと
今度はセミナー、関連物販としてさらに勧められることもありました
あまりに高すぎる料金設定のところへ行く場合は
相手が本物の技術を持っているかを見極められるようになりましょう
また、これぐらいが天井と分かっていれば到達できる年収や
他での収益方法など経営に活かすことができます
開業を考えている方は
一般的に高い料金で1~2万程度
トップクラスのスポーツ選手はさらに高額と聞きますが
そもそも、その舞台に立てるかどうか
接点があって、継続的に受けて頂くことが難しいです
有名なアーティストグループは
全国展開しているマッサージグループにツアー同行を依頼していました
個人で契約をとるのであれば、まさにonly oneの技術・サービスがあり、
それを届ける術が必要です
50円の値上げで命取り
私が患者さんに聞いた経験です
ハッキリした値段は忘れたのですが、私のところへ通われた女性が
とても安い値段で別のマッサージを普段受けていると聞きました
私のところへは治療目的で来院され
そのクイックマッサージは友達との付き合いを兼ねて行っているとのことです
会員登録、友達紹介で30分1500円ぐらいで受け続けられていたそうなのですが、
ある時から50円値上げしたそうです
これでもまだ格安ですが、その方は
「値上げしたから、もう行くの止めよっかな~」
とのことでした
たった50円の値上げでも客離れが起こるわけです
実際にはまだ通っていると思いますが、値上げがあるということは
「これからも値上げがあるかも?」
「これを機会に止めようか」
など、その人にマイナス思考を植え付けるわけです
オープン期間限定、初回のみのサービスなどをつけても同様です
期間限定のサービスから通常料金に戻った際に
値上がりしたと感じる訳です
この安い値段だから来た
という心理から裏切られた気持ちになるのでしょう
経営者側としては善意で行っているつもりが、逆効果な訳です
経営が軌道に乗るまで安い値段で続けようとすると痛い目をみるかもしれません
値上げをするくらいなら、最初から高い値段ですべきです
マッサージの価格の相場は?
店側から見た価格相場のお話はいかがだったでしょうか
単純な価格ですが、その裏には様々な思惑があるんですね
大変ですが、自分が納得いく価格とサービスを見つけるのも楽しいものですよ
最後に京セラの創業者 稲盛和夫氏の名言を頂戴したいと思います
「顧客が喜んで買ってくれる最高の値段を見抜いて、その値段で売ることが重要であり、それを決めるのが経営者の仕事だ」
まさにこの通りです 店側は安いことが相手にとって良いことではないんですね
業界全体、利用者モラル、従業員のことを踏まえてのことでしょう
開業される方が価格設定される際は
自分・お客さん・社会全体の三方良しの値段を常識に囚われず決めて下さい
まとめ
業界単価はおよそ10分1000円
少しでも安く受けたいなら顧客情報(LINE登録やお友達紹介)が必要
安い価格はオプションや回数券に注意
高い価格は詐欺に注意
開業して価格設定する場合は
自分の希望だけでなく、増税や値上げのリスクも加味して料金設定を行うべき
以上になります
最後までご覧いただきありがとうございます