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理学療法士の考えるべき転職時期について

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私は理学療法士兼鍼灸師で開業しているyasと申します

このサイトでは転職・退職・開業について情報発信しております

いつも皆さんの医学等の勉強お疲れ様です

息抜きも兼ねてどうぞご覧ください

今回の記事は転職を考える時期についてです

転職時期については様々なことを思うでしょう

  • どんなときに転職を考えるべき
  • 転職活動するならどのタイミング
  • 時期 ・どんなことを考えて転職すべきか

まず転職を考える時期については悩み事があるときでしょう

退職する場合についての参考記事はこちら

現在の職場に不満はないけど・・何か物足りなりない

今後どうしようかと考えている方もご参考になるかと思います

結論

  • 転職を考える時期は現在の職務がルーティン化しているとき
  • 転職時期は夏と12月から3月
  • 転職先に重要なことは自由、裁量権、仲間、達成感があること

今回の考え方については「科学的な適職」著者鈴木裕を一部参考にしました

大変有用な書籍なので一度目を通して頂ければと思います また転職時期が自分に来たと思った方は転職エージェントに相談をお勧めします


科学的な適職

興味が出てきた方は是非ご覧下さい

一般的な転職時期の考え方

現在の職場に全く不満がない

そんな方は極めて稀だと思います

理由としては、同じ仕事を続けてもマンネリ化しますし

仕事内容が変化しても対応することにストレスがあるからです

お給料も右肩上がりの職場は少ないでしょう

同じ仕事を続けるか、転職するかは常に誰でも悩みます

仕事を変えてみるというのは私個人は賛成派です

転職で後悔したと感じている人はいますが

それは選び方が間違ったのだと思います

選び方を間違えない為に、転職時期について考えることが

同じところに留まる場合も、転職する場合にも必要だと思います

一度振り返るタイミングをつくってもらい

そこから検討すれば良いと思います

まずは転職したい理由について考えてみましょう

人間関係・給料で転職時期を決めるべきか

転職したい理由は大半が人間関係と給与についてです

人間関係については

人が最もストレスを感じることは自分でコントロールできない事柄についてです

他人をコントロールすることはできないので人間関係については常にストレスが溜まります

これは研究結果や退職のアンケートなどでも明らかになっています

パワハラやセクハラなどハラスメントも問題です

次にお給料です

現在はお給料が上がらないと世間的に認識されつつありますが

周りと比べて給料が安いや、仕事に見合っていないと感じる方は多いです

これら目的の転職も良いですが別のことも視点を向けてみましょう

人間関係、給与だけで選ぶと転職先を間違える可能性があります

皆さんが思い描く理想の年収はいくらでしょうか

高ければ高い程良いと考えている方は是非こちらの記事も参考にしてください

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休みや税金、労働環境を考えると給料だけで選択するのは誤りです

また専門職ですと勤め先・役職などのポジションによって給料は変わりますが

大きなくくりで見れば大差ありません

もちろんそれでも給与がアップするなら転職をお勧めしますが

将来については考えているでしょうか

また研究によると給与アップにおける幸福度の上昇は1年しかもちません

(参考)Patric Diriwaechtera,Elena Shvartsmanab:The anticipation and adaptation effects of intra- and interpersonal wage changes on job satisfaction.

そうなると

次にもっと給料が上がらないかと探し続ける日々が待っています

楽な仕事がしたいから転職するのか

楽な仕事がしたいという理由での転職は危険です

毎日、多忙な業務に追われているとこういうことを考えませんか?

「もうちょっと身体的にも精神的にも楽な仕事がしたい」

職場や業務内容と合わないという考えは誰でもあると思います

業務自体を効率化して楽をするという考えはむしろ必要です

ハードワークで心身を壊すようなところは、すぐに転職すべきですが

楽すぎる仕事は何も成長を生まず、将来苦しむ結果になるからです

仕事の満足感

仕事の達成感

これらを得るためには適度なストレスが必要です

適度なストレスがある方が幸福感が増します

健康的に生きるうえでも適度なストレスが必要だと認識しましょう

今の仕事がルーティン化して、楽でいいなと思っていたら

危険信号です

転職時期に考えること

では、何を求めて転職するべきでしょうか

パワハラや人間関係で辞める理由ではなく

新しい職場に何を求めたいかを考えて、 転職する時期を決めましょう

今の職場に以下のことがあるのであれば転職する必要性は低いでしょう

自由・裁量権はあるか

自由や裁量権があるか

これは開業している自分から見てもすごく大事だと感じています

私がパートで勤めている職場はボールペン1本買うにも

書類作成、上司報告が必要でした

他に勤めていたところでも

患者さんの状態が悪いから施術を辞めるか続けるかも

上司の判断を仰がないといけません

これは大変なストレスになります

いきつくところは 信頼がない そう感じるのです

出世して裁量権が得られるなら良いですが

せいぜい人事権の一部くらいでしょう

働く時間、ローカルルールの変更ができる

これくらいできるようになりたいです

いきなり就職面談でドカンと

「自由がいい」

「自分で決めさせてほしい」

などと言われると相手方も不安に思います

その辺りは注意してお話しましょう

現在の職場にいる場合は

雇用契約の更新、人事考課面談などにより、ノルマとなる業務を調整できると良いです

異動の希望も言っても良いと思います

意見が許される社風なのかは大事でしょう

理学療法士が関わる場面で大きいことは

患者のリハビリを辞めることができるもポイントです

意欲が全くない方やハラスメントがある方へお断りできるかも大事です

研究結果から

職場が自由なほど、会社への満足度が上昇し、離職率が下がります

参考)

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22200896/ Job autonomy, its predispositions and its relation to work outcomes in community health centers in Taiwan

仲間がいるか

次に仲間についてです

職場において気の許せる仲間がどれだけいるかによって

幸福度が異なるというデータがあります

離職理由の一位が人間関係によるものとは広く知られています

また社会的な結びつきが生存確率を50%以上上げることもデータで出ています

参考

https://journals.plos.org/plosmedicine/article?campaign_id=9&emc=edit_nn_20220507&id=10.1371%2Fjournal.pmed.1000316&instance_id=60757&nl=the-morning&regi_id=84211342&segment_id=91601&te=1&user_id=a209f21720ff5aef450c47455d8538f8

人間関係で悩むけれど、人間関係から切り離しては 幸せにはなれないのでしょう

何とも皮肉な話です

今の職場を見渡してください

  • プライベートでも遊びたい人がいるか
  • 同じ価値観の人がいるか
  • 仕事の悩みを相談できる人がいるのか
  • 職場のトップは人格者か

これらが満たしていないときは転職時期でしょう

転職先を選ぶときも これらが自分に合っているところが大事です

私は自営業も兼務しており、一人職場な日も多いです

最初は気楽で良かったのですが

「今日患者さん以外誰とも話さなかったな」とか

「家族以外にも仕事のことや他愛のないことを話したい」と思いました

また病院に就職したときには、同期の存在に勇気づけられたり、楽しい時間を過ごすことができました

仲間が大事という考えは今も昔も変わっていません

今の職場に達成感があるか

セラピストとして働いて同僚から聞いた言葉でこんなことがあります

「脳血管障害の患者って本当にセラピストが良くしているのかわからない」

「PTもういいわ、やっててつまらない」

などです

原因は置いといて

モチベーションが低下して転職を考えるのでしょう

転職時期としては合っていると思います

しかし、他の職場でも同様のことは起こる可能性が高いです

大事なことは 仕事に達成感があるかどうかです

現在の職場に以下のような点は思い当たるでしょうか

  • 患者さんを良くしている実感がある
  • 書類作成がミスなくできた
  • 周りのスタッフに物品管理を任され感謝されている
  • 組織からポジションとして必要とされている

これらが仕事に対するモチベーションを上げてくれます

現場で働いていれば相手の状態で観察することで達成感は得られるでしょう

しかし、慢性期やご高齢の患者さんを相手にすると中々得られにくいです

このときはサブゴールを自分で設定しましょう

簡単なプログラムがどれだけできる

運動療法以外に何か行う(外出や生活関連の楽しみなど)

このようなことを設定して取り組むことができるような環境だと良いでしょう

また、職場の上司はこのような小さな達成を見逃さず

フィードバックを丁寧にすることが

離職率を下げる重要なことです

自分が転職時期に来ていると思った方

仕事をしていて何かが欠けていると思ったとき

何か満たされない、つまらない

単にマンネリかなと思っているかもしれませんが

それは環境を変えるタイミングを本能的に察知していると思います

自由、裁量権、仲間、達成感が必要だとわかったけど

どうやって転職先から探せばよいかというと

これらを面接で確認していきます

自由・裁量権では

仕事の範囲、ルール変更はどれくらい許されるのか

例えば患者さんが調子が悪いときの中止判断 ハラスメントに対する拒否権ですね

また事業の成長を見込んでの提案などは聞いてもらえそうかです

仲間に関しては

プライベートでも付き合いはどんな様子なのか

仕事に対する価値観として理念や目標はどう考えているのか

達成感に関しては

業務内容はゴール設定が出来ているのか

チームで共通認識で取り組めている

以上のようなことを面接で聞いて、ハッキリ答えられるかで見定めると良いでしょう

転職時期について

実際に転職する時期はいつが良いでしょうか

それは4月の新体制に向けて配置整理を考える

12月~3月です

厳密にいうなら

1月は忙しいので12月と2月、3月です

学卒新人が国家試験に落ちた関係で4月も以外とあるところはあります

次に新年度から動き始めて

人の流れが変わる夏頃に求人が出始めます

ちなみに引っ越し業者もこの時期は値段が高いです

人の動きがある時期なのでしょう

転職時期を見極めたいのなら転職エージェントの利用をお勧めします

自分の希望を伝えて登録しておけば

メールやLINEでその都度紹介してくれます

お勧めはマイナビコメディカルとPTOTキャリアナビです

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【まとめ】理学療法士の転職時期について

いかがだったでしょうか

転職時期は人間関係や給与で考えるのではなく

自由・裁量権や仲間、達成感を得られているかで考えましょう

これらが足りないと感じたら

転職を考える時期がきたということです

結論

  • 転職を考える時期は現在の職務がルーティン化しているとき
  • 転職時期は夏と12月から3月
  • 転職先に重要なことは自由、裁量権、仲間、達成感があること

まだ自分の状況がわからないという方は

もう少しその場でこれらを意識しながら働いてはどうでしょうか

転職時期にきているかもという方は他の記事も是非参考にしてください

最後までご覧いただきありがとうございました