皆様こんにちは
理学療法士兼鍼灸師のyasです
皆さんは一般企業への就職経験はありますか
理学療法士は専門学校や大学などの教育機関で3年~4年学ぶので、一般企業で働いたことのある人は少ないかもしれません
理学療法士以外の仕事でどんなお仕事をしてみたいですか?
一般企業へ転職を決意したとき、業界・職種をどのように選びますか?
自分の希望する職種から選ぶことは、時には良いかもしれませんが
なかなか、上手くはいかないものです
商売の鉄則の一つに「顧客のニーズに応える」 とあります
斜陽産業でどれだけ頑張っても報われません
需要がある分野(業界)で働きましょう
いくつかリストアップした中で自分が働きたくないところを除外すればよいです
職業の選び方は別の記事でご紹介した
「転職時期について」も参考にしてください
仕事内容や給料だけで選ぶと失敗します
今回は私が2年以内の転職活動や情報収集で
一般企業への転職で需要のある分野についてお伝えします
結論:理学療法士が一般企業への転職は十分可能
需要のある職種は建設の施工管理職、販売・営業、コンサルタントです
一般企業への転職の道しるべとしてお役に立てればと思います
理学療法士から一般企業への転職は可能
私が調べたり、聞いてみたり、実際に経験した限りでは一般企業への転職は可能です
ですが注意点があります
- 給与は同水準である
- 嫌なところもある
- 将来どうなりたいのか転職の軸がないと最後の一歩が出ない
この3点です
逆にこれがOKなら、選択肢はたくさんあります
3つめの「将来どうなりたいのか転職の軸がないと最後の一歩が出ない」について
思い当たる方はこちらの記事をご覧ください
転職するか考え中の方へ
私が調べた中で需要が多かった職種をご紹介します
需要が多い分野は給料が高く、企業の選択肢も多いです
しかし、逆に皆がやりたくない仕事である可能性もあります
情報収集を広く行い、自分でもやってみたいという方は是非チャレンジしてください
注目すべき職種1 施工管理職
施工管理職は、建築工事や土木工事などの工程や安全、品質や原価の管理を行う仕事です
国では「建設業働き方改革加速化プログラム」というものを推し進めており、建設業にとっては追い風です
施工管理職は施工管理技士という資格があり
種類は土木施工管理、管工事施工管理、造園施工管理などありますが、需要が多いのは建築施工管理や電気工事施工管理の二つです
いずれも1級、2級とあり、2級は実務経験があれば資格所得が可能です
資格についての取得条件はこちら
https://www.fcip-shiken.jp/img/table_ken1_01.png
施工管理職は国家資格なので試験に通らないといけないのですが、未経験・資格なしでも求人はあります
実務経験なしに資格所得はほぼ無理なので
建設・土木・電気関連企業に転職し、その後のキャリアアップで施工管理技士を目指すというのがキャリアステップとして良いのではないでしょうか
まずは2級の合格から目指しましょう
メリット
・需要が大きく、給与が高いところを選べる
・自身の成長に合わせて給与も上がる
デメリット
・残業が多い
・繁忙期は忙しく、週休2日ないこともある
・コミュニケーション能力が必要でストレスがたまる
最後については
建設業は多くの下請け会社の集まりで成り立っています
関係者へ工程を伝えて納期に間に合わせることが非常に大変だそうです
私も聞いた話では荒くれものの建設業の人たちの中で怒号が飛び交うこともあると聞いています
関わる仕事が大きな事業になれば、それなりに大変だと思います
ポジションが上がるにつれると、そんなこともないかもしれませんが
それなりの覚悟は必要かと思います
正直、プレッシャーは理学療法士の比ではないです
建設業に興味があり、高い給与を狙うのであれば、検討の価値は大きいです
注目すべき職種2 販売・営業
誰もが何となく知って、馴染みのある仕事が販売と営業ではないでしょうか
販売・営業について比較しながら簡単に説明します
販売は売っているモノに興味がある人が来て売る仕事です
数字で表すと5を10にする仕事です
営業は興味がある人を探して売る仕事です
数字での0を10にする仕事です
販売について
販売するの場所やモノはスーパーやデパートなどの店員さんが良い例ですが
カスタマーサービスなどはサービスを売っています
また場所はインターネット(eコマース)なども含まれます
サービスの例えならホテルのサービス・塾の先生も知識という形のないモノを売っています
そして我ら理学療法士もサービスを売っているので販売員と言えます
営業について
営業はモノが欲しい人を探して売るのですが色々な形があります
営業企画などは現場で働くのではなく上の階層でより、商品を売れるための企画を行います
営業と聞くと飛び込み営業、電話どは精神的につらいものを想像しますが
営業企画などの仕事は顧客ニーズに合ったものをマッチングできるなら将来性が楽しみな仕事です
営業にも業界の種類がありますが現在はエンジニア系が需要があるそうです
主に企業相手に新たなシステムを入れることで経費削減になったり、マーケティングに活用できることなどを説明することになります
接遇に自信のある理学療法士であればいかがでしょうか
メリット・デメリット
メリット
・多様な業界があるので好きな分野に行きやすい
・成果主義で給与が上がりやすい
・成果が出れば転職でのキャリアアップが望みやすい
デメリット
・ノルマがあって精神的につらいかもしれない
・コミュニケーションが苦手な人はストレスが大きい
デメリットですが、理学療法士にはあまりないかもしれませんがノルマがある可能性が高いです
理学療法士も一日の単位数のノルマはあると思いますが
病院などに既にいる方へ提供するサービスとはハードルが天池ほど違います(リハビリ嫌でしませんという患者さんは少ないです)
また、コミュニケーション能力や対人スキルが重要です
営業担当者は、顧客との関係を構築し、顧客のニーズと好みを理解し、効果的に購入するよう説得できなければなりません
病院では接遇が悪いスタッフもいるとは思いますが
病院・施設の看板があったり、相手が弱い立場だからこそ通用していると私は思います
逆に医療分野以外でも活躍できそうな方はチャレンジした方がもっと輝けるのではないかと思います
理学療法士はのんびり仕事したい人には恵まれたポジションだなとも思います
注目すべき職種3 コンサルタント
コンサルタントの仕事はクライアントが抱える課題を解決する仕事です
営業と異なることは課題となることが明確であることです
主に金融コンサルタント・企業コンサルタントが一般的なイメージに近いです
金融コンサルタントなどは銀行とのやり取りや財務の知識が必要となるので
これまでの経験が必要であったりします
知り合いの社長さんは元銀行員からコンサルタント業を立ち上げたり、別の方はホテル立ち上げの経験からホテルコンサルタントを行っていました
理学療法士にオススメは医療コンサルタントです
私の同僚も転職されました
仕事内容は主に病院・クリニックの立ち上げ、売上アップ、人事について関わる仕事です
現在は中国でも仕事をしているとのことでした
専門知識がなくても、企業へ勤めるうちに学ぶことができます
メリット
・給与が高い
・様々なプロジェクト・場所で働くことができる
デメリット
・出張が多く、単身者向け
・成果に対するプレッシャーがある
・仕事量が不安定なことがある
コンサルタント業はコミュニケーション始め、学ぶ努力が必要です
実際に働いている同僚は雇用が不安定なことはありませんでしたが
勤務地が変わりやすく、結婚していないからできると言っていました
しかし、大きなプロジェクトに参加しているときは とても仕事にやりがいを感じるそうです
それほど求人数はありませんが、全くない訳でもありません
色んな土地で活躍したいという方は是非、仕事がないか探してみませんか
理学療法士が一般企業へ行く理由
理学療法士がそのまま、理学療法士として働くことは何も問題ありませんが
現状にモヤモヤ感じる方は以下のようなところに思うところがあるのではないでしょうか
少し注意点と合わせて考えてみます
給与が上がりにくい
異業種にいけば、値段が上がらない診療報酬よりも給与が上がりやすいかも・・
このように転職すると年収が上がると思うかもしれませんが
ほとんどの求人は年収が同水準かむしろ下がることがあります
じゃあ、止めておこう・・では未来はありません
そこからキャリアアップすることで理学療法士の年収を追い抜くことができます
インセンティブ、成果報酬があるような仕事であれば
すぐに理学療法士の給料を追い抜くことが可能です
私の同僚はほとんど給与がアップしていました
理学療法士のままで給与を上げたければ
管理職・教員・訪問のインセンティブを検討しましょう
成果に対する報酬がない
転職すると給与がアップする人もいれば下がる人もいます
特にノルマ設定される職種では給与が下がる可能性があります
また精神的プレッシャーも強いでしょう
しかし、ノルマといっても会社によって様々で
別にペナルティが全てある訳ではありません
あくまで目標であることもあり、 恐れるほどではありません
達成する方が良い評価がもられる
頑張りがいがあると捉えてもらえた方がよいです
逆に理学療法士の単位ノルマはそれを上回ったからといって
給与が上がることはまずないです
訪問のインセンティブ契約でもない限り こちらのノルマは何の成果も得られません
成長性がある
理学療法士として専門知識・経験を深めることは仕事姿勢以外にも社会貢献として素晴らしいです
しかし、給与に反映されることはありません
仕事をしている以上、成長することは必要と思いますが
成長しても何も変わらないのであれば
頑張れる方は限られた人間になるでしょう
趣味や社会貢献として理学療法士になったのなら良いですが
生活として考えたとき、成長・学習に見合った報酬は当然あるべきかと思います
理学療法士以外でも働いてみたい
以上のことから
理学療法士が一般会社へ行くことは何も不思議でもおかしくもない、当然かと思います
理学療法士の免許をとったから一生理学療法士である必要は全くありません
むしろ、別の景色を見ることは、これからの人生をより豊かにしてくれると思います
転職についてより具体的に考えるならこちら
転職エージェントおすすめは
20代の転職えーかおキャリア
全般の方対象のリクルートがおすすめ
(リクルートエージェント|転職支援サービスの新規会員登録 )
訪問のインセンティブがいいじゃんといった方は
理学療法士専門の転職エージェントをご利用ください
まとめ
今回、注目職種をご紹介しましたがいかがだったでしょうか
まずは、こんなのがあるんだと見識を広める意味で読んでもらえればよいです
一番いいことは人に直接聞くことです
どんな求人があるか聞いてみてはどうでしょうか
そこから道が開けていきます
周りの同僚や学校時代の友人にも聞いてみるといいです
転職エージェントは無料で相談に乗ってくれますので
登録だけしてみて、軽く話をしてみてはいかがでしょうか
希望する職種があれば面接・見学してもよし
なければ待ってもよし
嫌になったら止めてもよし
何も問題はありません
そう思ったら、何だか元気がでませんか?
我々の人生は明るいです
明るく生きていきましょう
結論:理学療法士の一般企業への転職は可能
需要のある分野は建設の施工管理職、販売・営業、コンサルタントです
ご拝読ありがとうございました