こんにちは
私は理学療法士兼鍼灸師でのんびり開業しているyasと申します
いつも皆さんお仕事・勉強・ご家庭に
お疲れ様です
息抜きもかねて、どうぞご覧ください
今回の記事は
理学療法士の転職回数についてです
転職を考えるとき
他の方はどれくらい転職されるのか
気になりませんか?
また2回目、3回目の転職される方は
・何か問題になること
・解決策はあるのか
このようなことで気になることはありませんか?
これらについてお伝えします
結論
理学療法士の転職に回数はあまり関係ない
理由は
10%以上の人が毎年転職している
年代が上がるにつれて転職回数も増加する
さらに理学療法士は
医療・福祉の専門職であり
事業所から需要がある
一般職種でも
生涯労働年数(40年)から逆算して
転職回数から3回くらいまでは大丈夫です
順に説明していきます
転職を考えたら是非転職エージェントの利用をお勧めします
それは
求人をかけている事業所は
転職エージェントから事前に職歴を確認しているので
最初から転職回数が多いと困る企業を省いてくれます
無駄な時間を減らし
むしろ回数が多いことを武器に提案してくれるでしょう
お勧めは
マイナビコメディカルとPTOTキャリアナビです
参考にこちらもどうぞ
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2022/05/handshake-g6f3915a35_1280-320x180.jpg)
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/01/9e0107ba17ae43d9ee194b23865551d9-320x180.jpg)
理学療法士に転職回数は影響しない事実
転職回数はどれくらい皆さんしているものでしょうか
厚生労働省が統計調査を行っている
〈令和3年雇用動向調査結果の概要/入職と離職の推移〉
<https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/22-2/index.html>
こちらから引用しますと
入職者は14% 退職者は13.9%とあります
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/369834cded65b5301a85504afe09d900.png)
しかも前年との差はほとんどありません
1割の方が退職されて、1割の方がそのまま転職しているということです
離職率が30%を超えるとブラック企業
なんて言われるのも納得ですね
他のデータでも
同じく厚生労働省から
<雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表個人調査>
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450074&tstat=000001015534
こちらでは
転職者のうち総数では
1回の転職が多いですが
年齢を変えて
30代後半から40代後半にかけては
3回の転職者が多くなります
50代になると
一気に6回以上の転職者が多くなります
ただどの年代・転職回数においても
10~20%の転職回数があります
私の同僚で5年で4回転職している人がいます
この方は私から見て大変優秀な方でして
一度転職されて上手くいった方は
転職のハードルがさらに下がる印象があります
さらに同じく厚生労働省
<雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表個人調査>から
転職における採用の問題点として
「必要としている職種に応募している人が少ない」とあり
総数で67.2%もあります
これは医療、福祉が78.7%と最も高く
理学療法士もこの中に含まれます
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/6c8cde9b89657066938e831f13bcbcd4.png)
つまり
需要が大きいということですね
働く先の条件にもよりますが
働く先はまだまだあると考えられます
なぜ転職回数は影響しないのか
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/the-labour-code-gbd2658ede_1280.jpg)
以上のことから
転職回数は影響が小さいと思います
まず転職は毎年10%以上の方がされており
年代が増すにつれて転職回数も増加しているので
年齢が高いから転職しない訳ではない
また理学療法士は専門職種であり
医療・福祉の分野では
人材が欲しい事業所はあります
実際に求人はあるのを見てきました(*^_^*)
少しデータを付け加えますと
小規模事業所の方が
採用はされやすいようです
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/7292e3c62d80eac0e6e735ed751c3256.png)
厚生労働省から令和2年<雇用の構造に関する実態調査>では
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?tclass=000001147641
医療・福祉は転職者割合が9.3%あり
他と比べても高い方です
私の感覚的にも転職することに
抵抗はないかと思います
総じて 転職回数は多くても
全体的に人出不足なので
転職回数が多いだけで落とすことはまずないはずです
同じデータから
賃金決定の際では
「これまでの経験・能力・知識」が最も重視してたとあります
転職回数が多くてもこの点でカバーできるので
転職回数が多いことを逆に強み
経験値が高いとして活かせます
転職回数が増える注意点
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/25146949_s.jpg)
では転職回数が多ければ
それでいいのかというと
当然、そういう訳ではありません
転職回数が増えるデメリットもあります
無駄に転職回数を増やすことは
ご自身にとってマイナスになるでしょう
軸がないとすぐ辞めると思われる
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/25352422_s.jpg)
転職回数が多いことの一番の問題です
・今の給料に不満だから
・前の職場が嫌だったから
これらの理由で転職してしまうと
この人は何がしたいのかと思われます
実際に私が見てきた人で
このような理由で退職された方は
また次のところへ移るのも早かったです
キャリアアップとして職場を変えていくことは
多いにアリです
同じような環境や
規模に勤めるのもアリだと思います
ただ目的がない転職
ただの職場を変えたいだけの転職であった場合
この人はすぐに辞めるだろうなと思われます
よくあるパターンは
前の職場の
上司と同僚と喧嘩をしたパターンです
「他のところでもいいじゃん」と
思われるような転職理由は避けましょう
さらに詳しくご説明はこちら
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2022/11/3184145_s-1-320x180.jpg)
競合に負ける可能性がある
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/25075457_s.jpg)
魅力的な就職先が出てきたとして
そこをあなただけが受けられるでしょうか
求人をかける事業所は
大体が複数の媒体に
求人を出しています
そうすると何人かと競合します
その中で内定を勝ち取る必要があります
条件の良い事業所で働きたい場合は
相応の魅せ方が必要です
競合に負けるのは経験や能力だけではありません
採用担当の方にお伺いしたところ
将来性や 性格、上司との相性
そして事業に対する熱意
これらがポイントになります
転職回数が複数回となると
職場に対しての
思い入れや帰属意識は低い
そう思われる可能性があります
職場が困ったときに
真っ先に逃げていくような人間を
雇いたいとは思いません
仕事に対して熱心に取り組む方と
クレバーに自分のことだけサッサと済ませて
あとは知らないなんて方とは
誰も働きたくはありません
この辺りは面接で対策しましょう
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/f4205a7fc8c643dc3b86b8c5b1e653d7-320x180.jpg)
自信がなくなる
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2023/02/25389765_s.jpg)
転職を繰り返すことに
前向きな方はいいです
ですが、何か負い目を感じるような方は要注意です
・自分は逃げた
・自分は迷惑をかけた
・何をやっても上手くいかない
なんて考えていると
精神がすり減ってきてしまいます
転職活動は意外にも
精神的に肉体的にも疲れます
・金銭的な焦り
・時間を消費する疲労感
・周りからのプレッシャー
・探す労力
これらが精神を蝕みます
短い期間で転職を繰り返したり
ダメだったらすぐに辞めようと
安易に考えている方は
慌てて転職活動せず
少し落ち着いて考えてみて下さい
![](https://amateur-start-a-company.com/wp-content/uploads/2022/07/24448215_s-320x180.jpg)
【まとめ】転職回数が理学療法士に影響しない理由
いかがだったでしょうか
転職される方は常に一定数います
回数が多い、少ないを気にしないで
自分がやりたいことがあるのなら
そちらの方へ進むことを強くお勧めします
理学療法士の転職は
専門職種なので需要はあります
これから飽和状態と言われていますが
経験年数のある方を欲しいと
どの事業所も思うことでしょう
理学療法士以外の道もあるでしょう
こちらの方が合っているという人も
たくさん見てきました
一度切りの人生です
楽しくやっていきましょう
皆様の転職活動を応援しています
結論
理学療法士の転職に回数は関係ない
- 毎年1割以上の人が転職している
- 30代後半以降は転職回数3回が多い
- 50代では6回以上の転職者数が転職者の中で多い
- 小規模の事業所ほど採用されやすい
- 必要な専門職は採用したいとされている
以上が理由です
ご拝読ありがとうございました