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簿記の資格はいらない【経験者がお勧めする会計ソフト】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

私は理学療法士&鍼灸師のダブルライセンスで開業して6年以上経過しました

病院とも提携しながら社員時代よりも収入アップ、ストレスが減り満足した生活を送っています

今回は開業を少しでも考えている方へ

法人は会計ソフト、個人は青色申告作成などのソフトについてご紹介致します

え、会計って何のこと?という方は流し見で

「あぁ、開業するとこういうめんどくさいことがあるのね(笑)」

程度で見て頂ければと思います

実際に開業を視野に入れている方は

どんなものが良いのか見極めの材料にして頂ければと思います

起業した場合、会計(記帳)は確定申告の為に必須です

しかし、簿記の資格はいらないです

なぜなら、会計ソフトが便利だからです

会計ソフトは一度決めて一つの製品を決めて使うと

他の物に切り替えるのに大きな労力が必要となります

出来る限り、無駄な時間を減らす上で初回の選び方を失敗したくないですね

そんな中で

  • 簿記がいらない理由
  • 選ぶポイント
  • 実際に使用した感想

以上をお伝えし、3種類の製品をお伝えします

結論は

個人事業主、法人共にクラウド型ならマネーフォワードとfreeeがお勧めです

無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」

無料の会計自動化ソフト マネーフォワード クラウド会計

個人事業主、法人でインストール版だと弥生会計がお勧めです


会計ソフト使用になぜ簿記の資格が必要ないか

なぜ、会計ソフト使用すれば簿記の資格が必要ないと言い切れるか

理由は簡単です

私も、私の周りも、経理を行っている妻も、簿記の資格がないからです

つまり、なくてもできるからです(手ほどきは必要ですが)

個人事業、フリーランスを始める方にありがちですが

帳簿をつけるから簿記の勉強をしないと・・

と思う方が多いです

確かに簿記のルールは知る必要があります

しかし、簿記の資格は全く必要ありません

あったら便利かなというレベルです

昔の紙ベースなら必要だったでしょう

しかし、今は会計ソフトという凄まじく便利なものがあります

会計ソフトは日々の帳簿をつけるものです

毎日の売上や経費についての記録をして

一年でまとめて個人事業主なら確定申告、法人なら決算を行います

側面として経営状態の把握もありますが

あくまでも納税の為に行っていると考えた方がいいでしょう

会計ソフトを導入して、青色申告をすることは起業後必須と思って下さい

会計ソフトを購入して、基本のルールを知れば

わざわざ資格の勉強をする必要はありません

むしろ簿記検定は邪魔だと私は考えています

簿記検定の勉強をすると決算の計算などをするのですが

会計ソフトを使うとこんなことはしません

全部、自動計算でやってくれます

また、会計ソフトによっては

簿記の記入の仕方と会計ソフトの表示が異なり

最初は混乱するかもしれません

実務上で帳簿をつける方にとっては、実務で覚える方が早くて確かです

つまり会計ソフトが便利なので、簡単なやり方を知れば簿記資格はいらないということです

開業する人も簿記の資格はいらない

これまでの話と同様に開業する方も簿記の資格はいりません

しかし、簿記の知識は必要です

これは記帳するために必要な最低範囲のことを指しています

また税理士に頼む際に会話ができるようにするために必要です

ここでは一つ注意点を挙げます

税理士に頼む場合は特に会計ソフトの種類について考えなくてもいいですが

日々の仕訳が少ないなら自分でやった方がいいです

理由は

・費用を抑える

・収入と支出を客観的に見て、将来の見通しを立てる為

経営センスを磨く為といってもいいかもしれません

法人についても決算だけの依頼で済ますなら費用を安く交渉できます

ビジネスはスモールスタートが基本です

帳簿ができるに越したことはないですし

売り上げが少ないときは月々1~2万は貴重です

法人決算は基本的には税理士に依頼した方が無難だと思います

私は法人決算できないか試みましたが

決算用のソフトが別で有料ですし、時間と精神的にも負担を感じて止めました

簿記の資格がいらない分、会計ソフトが重要

一旦まとめますと

・帳簿をつけることに簿記の知識は必要だが資格はいらない

・帳簿や確定申告をするために会計ソフトが必要

・税理士を使う方法もある

ということになります

そこから考えると会計ソフトを選ぶポイントは

  • 自分一人でも記帳ができるくらい使いやすいソフト
  • 税理士に頼むより大幅にコストカットできる値段
  • 記帳の手間をできるだけ減らすことができる

という点が必要になるかと思います

次に選ぶ製品についてお伝えします

会計ソフトの主なメーカー

会計ソフトメーカーは大きく3種類あります

マネーフォワードとfreeeと弥生会計です

もちろんこれ以外にも製品としてありますが

わざわざそちらを選ぶメリットはないかと思います

というのは、税理士さんも経理ソフトを使うので

決算や記帳を事業規模が大きくなったので任せたいとなったときに

使い慣れているものにしてほしいそうです

それが上記の3つとなります

ですので、まずはこの3つから選ぶほうが間違いないと思います

クラウド型かインストール型か

会計ソフトの中でもweb上で行うクラウド型

パソコンにインストールするインストール型

に分かれます

私は個人事業では弥生会計の「やよいの青色申告」を利用しています

クラウド型はどこのPCでも利用可能との謳い文句がありますが

ノートPCなど持ち運べるならインストール版とそこは大差ないです

クラウド型の最大のメリットは自動連係機能と自動仕分けにあります

いちいち帳簿に入力しなくても銀行の取引があれば自動で帳簿につけてくれる

これによって時間短縮を図れることは非常に大きいです

また記帳忘れなどを防ぐこともできます

ただ、そこまで優秀ではなくカスタマイズをする必要があります

仕訳もどのような科目に設定するかを調整しないといけません

(仕訳は記帳と同じ意味合い、科目は分類分けでこれも同時に記載しないといけない)

ここに私はつまづきました

近くに使い方に慣れている人のアドバイスを貰えれば楽に出来たと思います

導入を是非したいという方は

税理士さんか経理経験者、何ならメーカーに直接聞いてみてもいいと思います

他にもデータをクラウド上に自動保存でき

万が一PCがクラッシュしても大丈夫なことが大きいです

デメリットとしてはクラウドはネットの速さに依存すると

税理士さんから言われたことがあります

早くタイピングする人ならともかく、あまり関係はない印象です

ただ使い方など慣れがどれも必要なので

今まで使っていたものがあるならそれが一番いいと思います

続いてインストール版です

税理士さん、経理の方は弥生のインストール版を勧める方は多いです

簿記関係を習っていると

言葉がわかりやすかったり、表記が見やすく感じます

ハッキリわかるインストール型のメリットは

ランニングコストがかからない

ぐらいでしょうか

むしろデメリットではバックアップの必要があります

インストール版も好きなだけPCに入れられず1ソフト1台しか使えません

メリットデメリット
クラウド型・自動連係機能、自動仕分けが有能
・自動バックアップ
・ランニングコストがかかる
インストール型・買い切りで使える
・長期的に低コスト
・全てに手入力が必要
・バックアップが必要

では個別製品について説明します

おすすめ1 弥生会計

弥生シリーズは 「やよいの青色申告」と「弥生会計」、「弥生オンライン」を使用しました

個人事業は「やよいの青色申告」を今も使用しています

弥生会計シリーズの良いところは簿記で勉強したようなシンプルな配置に何を入力するかわかりやすいレイアウトになていることです

残高試算などパッと出して今月はどうなのかなど

必要な機能が分かりやすい印象があります

「弥生会計」も「やよいの青色申告」と同様の内容なので、法人設立した方はそのまま問題なく使用できます

使いやすさといった点では一番かと思います


やよいの青色申告 22 パッケージコード版 <電子申告(e-Tax)対応>


弥生会計 22 スタンダード パッケージコード版 <消費税法改正対応>

注意点としては無償アップグレードに注意して下さい

一度アップグレードすると前のバージョンに戻せません

何が問題かというと

パソコンを買い替えたときに新しいパソコンにインストールしても

旧バージョンがインストールされるのでデータの引継ぎができないのです

この場合は引き継ぎができる同じバージョンか、それ以降のバージョンに引き継ぐ必要があります

アップグレードはしない方がいいでしょう

毎年バージョンアップされたものが発売されますが、機能として大して変化はないです

ただ、電子帳簿に対応など政策によってはあった方がいい機能などもあるので

今後の対応に必要と感じたら買い替えて、データを引き継ぎましょう

費用はやよいの青色申告で1万円ほど

法人向けの弥生会計で4万円ほどです

次に「やよいのオンライン」ですが これはハッキリ言ってお勧めしません

本当に同じ会社が作ったの?と思わんばかりの訳のわからない画面です

一見すると使いやすそうですが、他社の方がまだ使いやすいです

なぜ、インストール型と同様の画面にしなかったのか不思議でなりません

クラウド会計でマネーフォワードとfreeeのどっちがいいかなどの比較は出てきますが

弥生のオンラインが出てこない理由がわかります

興味がある方は3社比較してもらえればと思います

さらに導入にあたり、知ってほしいことが

実は弥生のオンラインは2社に比べて費用が格段に安いです

2年間無料で翌年から¥26000となります

月額2200円・・・

個人的にはどうも話が上手いと思います

最大2か月間、一部の機能を、無料でお試しいただける「無料体験版」もあります

なぜ、体験版と分けているのか、解約しにくくなる仕掛けがあるのか気になるところです

勘繰り過ぎかもしれませんが、製品がいまいちなので

体験せず2年間無償の契約に持っていきたいのかなと思ってしまいました



おすすめ2 マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードは家計簿版のマネーフォワードMEとともに

馴染みがある方も多いのではと思います

クラウド版でfreeeに比べて少し高いものの、自動仕分け機能としては十分かと思います

ただ、freeeも同様ですが、使いにくいです

最初から家計版のMFに使い慣れている人は使いやすいかもしれませんが

弥生の青色申告から入った身としては独特の仕訳画面に戸惑いました

別会社で経理を担当している妻でさえ、よくわからないとのことでした

簡単に入力は出来るのですが、細かい分類の設定がわかりにくいです

MFがいいなと思ったところはグラフです

売上や経費など綺麗なグラフに自動でしてくれるので、可視化しやすいところがいいです

年別でまとめれば十分な事業計画が立てられます

参考リンク

https://biz.moneyforward.com/support/account/guide/report02/re01.html

他にも別料金で請求書など作成も可能です

個人向けで月額¥1300、法人で月額¥3000~4000です

法人であれば請求書作成などの他もまとめて料金内に入ります

ですが、そこは別にエクセルでも代用は可能なので、そこまで良いとも思わないです



おすすめ3 freeeクラウド会計

会計ソフトの中身はマネーフォワードと大差ないです

これも今までの「やよいの青色申告」を利用していると戸惑います

ただ、帳簿をつけることが全くの初心者であれば、慣れやすいと思います

機能的にはマネーフォワードと同じ感覚です

費用は個人事業主で1000円~1200円で最安です

グラフなどが見れるスタンダードは¥2000~2400で、いずれも年払いで安くなります

法人ではプランによって2000~3000円となります

会計ソフトとは別ですが

freeeは起業時にどのように設立すれば良いか、わかりやすい手順の説明があり

税理士の検索なども行うことが出来て良かったです

freeeとマネーフォワードどちらがいいかは本当に大差ないのですが

家計簿アプリを利用しているならマネーフォワード

少しでも安く上げるならfreeeかなといった印象です



簿記の資格はいらない【まとめ】

記帳・帳簿をつけるのに会計ソフトがあれば簿記の資格はいりません

しかし、記帳・帳簿をつける基礎知識は必要です

簿記の資格を取るには不要な勉強が多すぎます

記帳・帳簿をつけるには

「経理の人に聞く」

「税務署に記帳講座を聞く」

「お金を払って税理士、クラウドワークス、ココナラなどを活用する」

これで十分です

ココナラで相談するならこちらから



クラウド型においては

どれも無料体験が可能ですので、少し触ってみてから考えてもらえればよいかと思います

結論

個人事業主

記帳を自分でするならインストール版の「やよいの青色申告」
記帳したことがない人
仕入れなど仕訳の量が多い人
自動連係機能のあるクラウド型
「マネーフォワードクラウド会計(個人向け)」
「freeeクラウド会計(個人向け)」

法人

記帳を自分でするならインストール型の「弥生会計」
記帳したことがない人
仕入れなど仕訳の量が多い人
自動連係機能のあるクラウド型
「マネーフォワードクラウド会計(法人向け)」
「freeeクラウド会計(法人向け)」

上記の製品であれば、税理士さんに頼む方はどれでも良いと思います

もし私がこれから始めるなら自動連係機能を使っていくかと思います

バックオフィスの効率化というのは

効果が大きいですし、記帳漏れを防げることは大きいです

是非、失敗のないようご活用ください

最後までお読み頂きありがとうございます