こんにちは転職活動を支援している理学療法士兼鍼灸師のyasです
昨今は政府からの転職支援としてリスキリングが話題になりましたね
令和4年度補正予算「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(一次公募)の採択事業を採択しました(経済産業省ホームページより
このようなご時世からも転職活動を考えている人が多くなってきました
理学療法士としての転職もよいですが
一般企業への転職も是非考えてもらいたいです
リスキリングを利用するとさらに幅が広がりそうですね。若い方は是非考えてほしいです。
今回は一般企業への転職活動として
リクルートエージェントが冷たいかの噂についてお話します
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントのスタッフには
- 冷たい
- 見捨てる
- 希望にないところを勧めてくる
などの悪い評判がみられます
そういうのを見聞きしてたうえで
転職活動をしていると
- 自分を品定めされているんじゃ?
- 自分って商品価値がないかも・・
- 理学療法士として以外に働くところがないのでは?
そんなことを思うのではないでしょうか
転職エージェントから冷たい対応をされると
「転職が上手くできないし、こんなところに登録しなければよかった」と思うことでしょう
今回、私が本当にリクルートエージェントが冷たいのか実際に検証しました
実際の経験談を通して、冷たいか参考材料になるでしょう
またリクルートエージェントってどんな感じで登録・面談まで進むのか
具体的にご説明もします
先に結論です
リクルートエージェントは冷たいというより、わざと身を引いてくれる
使用した印象はエージェントがこちらの温度感を察してくれるのでかなり良かった
です。
では詳しくご説明します
リクルートエージェントが冷たいと思われる理由は3点
ネットでリクルートエージェントは冷たいと言われていますが
私が受けた印象としてはおそらく以下の理由が挙げられます
- こちらの転職意欲を見抜いている
- すぐに転職できるか考えている
- 転職希望者が多い
どういうことか、説明していきます
こちらの転職意欲を見抜いている
転職は3か月以内に決まると言われています
厚生労働省が出しているR2転職者実態調査の概況によると転職活動を始めてから離職するまでの期間が1か月以上3か月未満が最も多いです
(引用:厚生労働省)
ですので、転職エージェントとしては3か月を超える転職活動を申し込まれた場合
転職意欲ナシ!
そういう印象を受けるわけです
転職意欲が高い方は必ず
3か月以内にできれば転職したいです!
そう強く伝えましょう
すぐに転職できるか考えている
これは転職希望者がどんな特徴を持っているかを見ています
年齢・経験年数・スキルなどが主です
20代であれば転職できる幅は大きく、転職エージェント側も報酬が高い職種を勧めやすいです
経験年数が多い管理・責任者クラスの経験者であればマッチングさえすれば通過する確率は高いでしょう
プログラミングなどのエンジニアは現在、どこも欲しがるスキル・技能です
これらを兼ね備えている人は、比較的転職希望先での採用確率がグッと高まるため、実績になりやすく、転職エージェントも熱心に活動してくれます
逆に身の丈に合わないような高望み(未経験で高年収など)をされると
望みが薄いということで転職エージェント側も敬遠されていきます
転職希望者が多い
リクルートエージェントといえば、言わずと知れた業界No1の求人数取り扱いで知られています
当然ながら登録利用者も多くの人がいて、面談予定は分刻みです。ある程度の時間に余裕を持たせて面談はしてくれますが
この人は時間の無駄だなと思ったらサッサと他の方にリソースを割くのは業務上仕方がないというか、むしろ正しい行動です
冷たい口調や事務的と感じる裏には
相手はとても忙しい状況だということを理解しましょう
以上を踏まえますと
冷たいと思うことは
- こちらの転職意欲が低い
- こちらの希望求人と自身の能力に差がある
- エージェント側が多くの求人数を抱えている
これらが考えられます
しかしです
相手の気質にも影響はあると思いますが
私はこちらの冷たいタイプの方が気が楽です
理由を続けてお伝えします
冷たいと言われているリクルートエージェントの方が気を遣わず済む
リクルートエージェントが冷たいと言われていますが
転職意欲がまだ大きくない方は、むしろこちらの方が都合がいいです
理由は他社サービスだとガツガツ勧めてくる圧に疲弊するからです
冷たいと思うくらいの距離感の方が、こちらもフェードアウトしやすいので
最初の転職活動はリクルートを私は強くお勧めします
特に他社との違いでは
面倒な履歴書・職務経験書などを簡単に作成できることです
リクルートのサービスでは登録画面で職歴の記載を求められます
これは理学療法士専門の転職エージェントはほとんど不要だったものです
高校以降の学歴、職歴をWEB上で記載します
「え!?めんどくさ・・」
最初は私もそう思っていました
けれど、ネットで行うと意外と簡単です
年代の計算や書類を使いまわせるので、最初が面倒でも一度作っておけば
他のサイトや自分で別のところに応募するときに簡単にコピーして作成ができます
これが思っていた以上に便利です
さらに職歴など書類全般に関しては
転職エージェントとの面談時に抜けているところをサポートしてくれたり、記載内容を具体的に提案してくれます
この書類添削はとてもありがたいです
リクルートエージェントでは前向きに転職活動はしつつも
「いいところがあったら応募してみよう」
くらいの感覚でWeb機能や転職エージェントを使い倒す方が
気持ち的に楽でいいです
逆に熱心に勧められるとウザイと感じるでしょう
ちなみにメールでの連絡もリクナビNEXTからきますが他社に比べて少なく
適度な量なのでメールフォルダを圧迫しません
さすがリクルート・・というのが感想です
実体験リクルートエージェントは冷たいというより、さっぱりしている
では、実際の体験談です
私を担当してくれたエージェントさんは
若い女性でハッキリとした口調ながらも丁寧な方でした
聞いた内容としては
リクルートエージェントがどんなサービス・流れなのか、希望するヘルスケア系、IT系へ就職できそうか、希望職種としては営業やカスタマーサクセスなどで伺っています
実際の流れとしては職歴などの確認から始まり、こちらの希望を聞いてそれに対して答えてもらっていました
また転職業界についての情報や、今回取り扱いがなかったようなベンチャー系などについて、ご親切にアドバイスをしてくれました。
最後にいくつか候補先について、後でメールで詳細案件を送ってくれました
転職サービスはいくつもあるので、失礼を承知で御社の魅力って何ですかとお聞きしましたが
「取り扱い求人が業界NO1ですけど・・え?それで選んだんじゃないのですか?」
といった微妙な質問に思われました💦
世間一般からするとリクルートエージェントでの転職活動は選択肢の中に入って当然といったところでしょうか
でも、それぐらい良かったです
またこちらの本音(転職意欲の程度)をおそらく見抜いている様子です
転職の気持ちが固まっていないなと感じたら
転職サイトのリクナビNEXTから案内が来るように親切に切り替えてもらいました
また気になる求人などがあれば、いつでもエージェントに相談できますと、向こうから何度も連絡することがないようなご配慮だったと思います
リクナビNEXTでゆっくり探せるように提案してくれたと感じました
総じて、転職エージェントの方が冷たいと思ったことは一度もありません
リクルートエージェント登録の流れ
リクルートエージェントの登録は時間がかかりますが
途中で中断しても、そのまま継続して入力できますので、ある程度勧めたら休めて、ゆっくり続けていくことが良いと思います
以下に簡単にお伝えします
(以下リクルートエージェントより引用)
まずは登録です
ここは住所や電話番号など記載しますが、これまで一度も勧誘電話などはありませんでした
次に勤務先についての情報登録です
これも当然ですが、会社側に何か連絡があったなどはありません
登録が終わるとリクナビNEXTの登録がありますが
登録はどちらでも結構です
こちらは転職サイトですので、自由に閲覧できますが
取り扱い求人数がリクルートエージェントよりも少ないです
のんびりと探したい人向けのサービスです
次に面談日程の予約です
顔を出すのが恥ずかしい方は電話でも可能です
ちなみにリクルート社に伺っての面談は別にしなくても良いとのことでした
これまで勧めると求人についての情報交換や情報登録を行う
[PersonalDesktop]というシステムに登録することになります
これ、メチャクチャ便利です
ここに今までの作成した書類などが保管されたり、修正したり、転職活動の状況を確認したりなど、情報の保管庫みたいなものです
ここからも希望職種など細かく確認されていきます
途中で打ち切って、また再開することも可能です
量が多いので一気に仕上げると疲れます
のんびりと作成して面談に備えられると良いです
最後にリクルートエージェントのいいところの切り抜きですが
最もお勧めなのは③の職務経歴書を簡単に作ることができる「職務経歴書エディター」です
これが本当に役に立ちます
なぜ、お勧めかというと、一般職種への転職活動は落ちることが普通です
何社も書類選考に書類を作成するのに、手書きで作るにしても見本があるととても楽です
また見栄えも良く、さらに文章に磨きをかけることもでき、修正も簡単にできます
他の見本なども参考にできるので至れり尽くせりの一言
この職務経歴書の見本をつくるために登録するだけでも価値はあると思います
【まとめ】リクルートエージェントは冷たくない
転職エージェントは多くの人の中から転職希望が高く、早くに就職できそうな人から優先度をつけて業務を行っています
その為、転職希望者が冷たく感じることになるのかもしれません
しかし、実際は冷たくなく、こちらの温度感に適した距離感で接してくれるので、転職意欲が高くない人ほど、一度は使ってみた方がいいと思います
今回リクルートエージェントの担当者様と話をして印象だったことが
「書類選考でもなかなか通過しにくいんで、気になるところがあったらまず応募しましょう」と言っていたところでした
実際に周りの話を聞いても、いい求人は競合も多いので大変だそうです
今回の転職エージェントさんと一緒に取り組めたら、めげずに頑張れそうだなと思いました
また別のハローワークや求人サイトを利用する際もここで作成した書類や面接対策は有効に機能すると思います
結論:リクルートエージェントは冷たいというより、わざと身を引いてくれる
使用した印象はエージェントがこちらの温度感を察してくれるのでかなり良かった
一般職種への就職は大変かと思いますが
気になった方は一度覗いてみてください
私が紹介してもらった理学療法士向きの会社は
マーケティング部門で300~500万の給与
商品企画・設計開発で450~650万の給与
この二つをご提示されたのですが・・どちらも東京で断念しました
企業は東京に集中しますね・・
チャンスがある方は是非チャレンジしてください!