病院で理学療法士、個人で施設や在宅訪問を行っているyasです
皆さんは患者さんと仲良くなって、何か特別な経験をしたことはありますか
私は小さい頃、家族が身体を悪くしてリハビリを受けた際、親がお礼に封筒にお金を入れて理学療法士に渡したと後々に聞きました。今じゃ考えられませんよね。
恋愛関連の話は色々聞きますが、今回は理学療法士と仲良くなりたい人に向けて、お伝えします
これまで100人以上の理学療法士と関わってきたので、ある程度の知ったことの経験をお話できます
実際のエピソードでは100~200人に1人くらいは患者さんと付き合った人がいます。私の病院は高齢者中心ですので、少ないかもしれません。
実際はもっといるかもしれませんが参考になれば幸いです
結論:理学療法士と仲良くなることは簡単。ただのナンパでOK
退院前のタイミングでそれとなく声をかけて、ダメならすっぱりと諦めましょう
私は退院後の患者さんの状態が気になって、訪問したことがたくさんあります。連絡先をもらって、仲良くなって食事くらいは誘ってもらったことはありますが、お礼の気持ちだと思って、特に何もありませんでした(皆さん年上ですが)
食事に行くくらいなら問題ないと思いますので、それ以上に進むかどうかは単純な好みや状況によると思います
あくまでもクリーンなお付き合いをお願いします
理学療法士と仲良くなるのは簡単
ここから先はあなたが患者さんで相手が理学療法士と仮定しています
結論でもお伝えしましたが大抵の理学療法士とは仲良くなれます
あなたに人間性として問題なければ、普通の会話をすれば大丈夫
そこから先に進みたいなら、あなたの魅力と相手の状況次第です
要はナンパと同じです
相手が興味がありそうな話題を広げて、「じゃあ今度、一緒に〇〇のところへ行きませんか?」
このような流れでOKです
連絡先を渡してもトラブルにならなければ大丈夫です
トラブルで多いのは金銭の授受です
これは避けて下さい
お礼に金銭を渡すことは医療倫理違反で、処罰の対象にもなり得ます
お礼に食事ならギリ有りかもしれませんが、お礼をしたいからだけで誘うのは相手の警戒感が高まります
理学療法士側からもプライベートで患者さんとは基本的には会いたくないものです
声をかけて脈がないなら
「では、また今度に・・」とか言われて、その後に返事はないでしょう
そこは素直に諦めてください
しつこい人が嫌われるのもナンパと同じです
理学療法士が警戒しているNG行動
声かけのタイミングですが連絡先を伝える行為は当然公衆の面前でしてはダメです
基本的に患者さんと特別な関係を匂わせる言動は他患者さんの反感や、同僚からの不信感を増やします
こうなるとそこの職場に勤めにくくなります
実際に患者さんと仲良くなった元同僚の理学療法士が
他患者から院長に
「あの患者にだけ特別扱いしている」
また嫌われたせいで
「あの理学療法士に触られたせいで自分の身体が悪くなった」
と因縁をつけられていました
また職場の同僚からも
「何か悪いことをしている」
などと言われのない批判を受けていました
その為、連絡先を渡すときは周りが見ていないところでメモなどに書いて渡すことがベターです
脈なしなら返事がありませんので、ハッキリします
私も仲良くなって連絡先をもらったことがありますが、それ自体は何も嫌な思いはありませんでした
ナンパ目的ではない、患者さんでしたが
「お近くに来られた際は、お立ち寄りください」
などのメッセージは心が温かくなりました
訴えられる警戒はしている
理学療法士が警戒していることは仲良くなった後に訴えられることです
病院やクリニック内では業務内の保険で守られている部分が多いですが、一歩外を出ると自己責任です
上記のトラブルよりもさらに困ったことに訴訟トラブルがあります
どちらに対しても
- 物を盗られた
- 性交渉を迫られた
- 金銭を求められた
などのトラブルが怖いです
このような話は理学療法士の実習生でも聞いたことがあります
特に男性患者からのアプローチは理学療法士は大変警戒します
よほど打ち解けない限り、外で会うことは難しいです
警戒されないように自然と仲良くなる方法
男性患者さんが女性理学療法士を誘いたいのであれば、もう一人誰か誘うことです
お礼がしたい、食事に行かない?
と担当セラピスト2人を誘って、3人で食事などをして、警戒を解く方法です
これなら比較的誘いやすいでしょう
付き合った理学療法士は患者に手を出した烙印を押される
職場で患者さんと付き合った
こんな話を聞いたら、他の同僚はどう思うでしょう
私が上司なら「若い女性(男性)を担当につけるのは止めておこう」と思います
患者さんは弱い立場にあります
例え患者さんから誘ったとしても、端から見れば
立場を利用して断れない患者さんに手を出した
そして別れれば。また新しい人を狙うだろう
そう思われます
患者さんに手を出すということは職場内で後ろ指を刺される行為なのです
基本的にはNGという認識の人が多いです
患者さんとは仕事として仲良くしている
理学療法士と仲良くなることは簡単ですが、それは他の誰にでも当てはまります
要は仕事として、皆に優しくしているんです
そこを履き違えて「自分にだけ優しい」と思うとがっかりします
これは心理学の転移性恋愛の効果にも当てはまります
自分に優しい→自分のことが好き→私もあなたのことが好き
このようになるんですね
理学療法士は私が知る限り、真面目な人間が多いです
少しでも成果を出して、患者さんに頑張ってほしくて話を盛り上げています
プライベートで会ったら
あれ?なんか違くない?
なんてことがあるかもしれません
病院では仲良くしてくれたのに、退院したら冷たいと思われるかもしれませんが
そういうお仕事なんです
会っている期間に仲良くしていくれるからといって、あなたに気があるとは限りません
がっかりしないでください
仲良くなって結婚までした実例
理学療法士で元患者さんと結婚されたケースについてご紹介します
患者さんは私が担当していた若い女性で、後輩の新人女性セラピストと担当を組んでいました
年が近いこともあり、症状・練習についてや生活、職場復帰についてなどよく話し合っており、お互いに好印象だったと思います
当時は私は結婚していたので、特に何か意識することはなかったと思います
とにかく、担当間で職場復帰してもらうことに心血を注いでいたことを覚えています
退院される数週間前に人事異動が発表され、私が他の病棟へ移ることになり、後任に先輩セラピストが担当につくことになりました
今にして思えば新人セラピストのフォローという名目は口実だったのではと勘繰ってしまいますが、この先輩が後にこの患者さんと結婚された方です
退院される際に、私、後輩、先輩と患者さんでご飯へ行こうと先輩側から、やたらと誘われていたのを覚えています。私自身は乗り気ではなかったのでやんわり断りましたが
食事を口実に仲良くなりたかったのではと思います(今回、理学療法士からのアプローチですが)
ご結婚自体は祝福されるべき良かったことなのですが、この先輩は結婚相手については職場では周知しておりませんでした。理由は相手が元とはいえ患者さんとなると、周りへの示しがつかないからでしょう
何となく知っている周りの人もこのことについては触れていません
ただ、繰り返しになりますが、ご結婚自体はご本人達が好きでお付き合いされたことですし、真面目なお付き合いだと想像していますので、心の内でひっそりと祝福しております
ちなみに患者さんから誘われてお付き合い、ご結婚をされた人は私の知る限りではいません
病院自体が高齢者中心ですので、スポーツ系のクリニックであれば、より可能性が高いと思います
どこで良い出会いがあるかわかりませんし、ダメという訳ではありません
筋を通した、健全なお付き合いであれば、問題はないと思います
理学療法士と仲良くなる方法【まとめ】
理学療法士と仲良くなる方法は普通のナンパと同じ要領です
ただし注意点があり、
・連絡先を渡す際は周りの目に注意する
・実際に会って、これまでと同じような扱いを期待しない
・すぐに二人っきりで会おうとしない
・心理的に自分が好意を寄せやすい状態であることを知る
これらに注意してください
結論:結論:理学療法士と仲良くなることは簡単。ただのナンパでOK。退院前のタイミングでそれとなく声をかけて、ダメならすっぱりと諦めましょう
うまくいかないこともありますが、声をかけるだけならノーリスクです
相手に迷惑がかからない範囲ならチャンレンジしてみてください