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理学療法士の行くべき転職先【少数派の3選】

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皆さんこんにちは。理学療法士の転職を応援しているyasです

転職についてお悩みの方で医療・介護関係以外に勤めたいと思ったことはありませんか

理学療法士が医療・介護の現場で増えていくと、自分達の給与が減っていきますが、そんな現状にどうしたら良いのかと悩みませんか

また、給与・待遇だけでなく、自分がやっていることがどんどん慣れて希薄していくような、同じことの繰り返しに飽きていることってないでしょうか

管理職への出世欲はなく、かといって臨床のままです過ごしていくことに疑問があるの方はご覧ください

私は理学療法士として起業して、さらに転職ブログを行うことで色んな転職をされた理学療法士とお会いすることができました

今回は医療・介護への転職から少し軸をずらした

一般的な転職先と個人的におすすめしたい転職先をお伝えします

医療関係へのおすすめの転職先は別記事でお伝えしています

理学療法士の就職先ランキング【個人的意見】このサイトはセラピストが起業・転職する為に必要な情報発信を行っております。今回は独立開業する前に勤める転職先についてお伝えします。理学療法士,作業療法士、鍼灸師、柔道整復師、あん摩指圧マッサージ師、セラピスト、整体師、トレーナーの方にお勧めです。...

今回の記事をお読みになることで病院以外の転職先も知ることができ、ご自身の可能性にワクワクしてもらえると思っています

転職先としてマイノリティ(少数派)をおすすめしている理由は

  • 同業界(保険事業)では給与は目減りし、仕事が減っていくから
  • これからは理学療法士が少ない分野に飛び込んで自らの価値を高める必要がある
  • 理学療法士は企業で働いている人が少ないから価値を感じてもらえる
  • こらからは正社員にこだわらない個人で仕事がとれる時代

などが挙がります

結論:おすすめの転職先は成長産業であるAIヘルスケア業界です。理学療法士の中では少数派だからこそ、他の理学療法士よりも高い年収や成長ができます。人とは違う道を探しましょう

転職には転職エージェントの利用が不可欠です。書類作成・自己PRの仕方や面接対策、企業分析などは個人で行うには効率が悪いです。上手く利用しながら希望のところの転職を勝ち取ってください

おすすめはリクルートエージェントです

理学療法士の転職にリクルートエージェントは冷たいか試してみたこの記事は理学療法士が一般企業へ転職した方向けに「リクルートエージェント」での転職活動をお伝えします。リクルートエージェントは冷たいという話を聞きます。ですが、転職意欲が高くない人は冷たい方が適度な距離感を保つことができ、またリクルートエージェントは冷たくない距離感だったことをお伝えします。...

理学療法士の資格が必要な転職先

まず理学療法士の資格が必要な転職先について説明します

医療・介護関連

一般的な保険事業におけるリハビリテーション加算を収入として理学療法士を雇用しています

日本理学療法士協会の統計データから

理学療法士の会員は医療関連施設と介護サービス施設・事業所だけで登録者が76.6%もいます

ほとんどの理学療法士が医療関連施設と介護サービス施設に勤めていることとなります
(参考URL:https://www.japanpt.or.jp/activity/data/)

他での登録者は教育、研究、一般企業となります

以外に教育関連は多いです

医療・介護関連への転職は資格が必要なので転職自体は成功しやすいですが、ピンポイントでここで働きたいという希望は相手の状況に左右されます

医療関連・介護サービスに関しては誤解を恐れずに言えば転職しやすいのでここでは割愛させていただきます。こちらの記事を参考にしてもらえれば、転職はしやすいと感じるでしょう

【転職は3回まで!?】理学療法士に転職回数は関係ない理由理学療法士の転職回数についての記事です。何回ぐらいの転職回数までが印象に良いか気になるかと思いますが、理学療法士は転職回数を気にする必要はほとんどありません。その根拠・理由について厚生労働省のデータとともにお伝えします。...

小児施設

小児施設とは障害児入所施設や放課後デイサービスなどです

障害児入所施設は求人が少なく、放課後デイサービスは求人が多くあります

しかし、放課後デイサービスは給与は下がる傾向が強いので注意が必要です。理由は理学療法士が必要という訳ではないからです

障害児入所施設などは採用枠が決まっており、増員などは基本的にありません

また入職した人が辞める話もほとんど聞きません

子どもと触れ合う、やりがいのある仕事だとお聞きしていますが、入職するには狭き門となっています

教員

こちらは大学などの修士・博士課程から研究職につく人と養成学校で教鞭をふるう方といます

教授などは年収1000万プレーヤーとなりますが、なかなかなれるものではありません

そもそも研究に対する知識や根気よく作業続ける努力が求められ、その椅子にも限りがあります

比較すると養成校教員の方がなりやすいです

養成学校教員の給与は500~700万と比較的高い水準です

(引用:ジョブメドレー)
教員になるまでのプロセスは専門学校で5年の業務経験が必要で、また大学などは修士・博士課程が必要になり道のりとしては長いですが、それに見合う給与水準だと思います

しかし、私の母校では教員を辞める人は多かったです

転職された方も社会的に未熟な学生に振り回されたり、実習先に探すことに苦労しているそうです

また今後の学生減少に伴い、給与も少しづつ下がる傾向にあるでしょう

それでも、人に教えることが好きな方には向いている現場だと思います

行政機関

主に市町村内での保健事業や、理学療法士協会における活動です

私は一度、市町村でお仕事をされている人と関わらせて頂きました

病院の仕事とはまた異なる地域の課題について検討されていました

主に高齢者が増加していくことで地域の医療費・介護費の増大を防ぐ為の施策を立案したり、活動していました

人員や予算が限られているので、基本的にご自身の時間を使った活動です

協会については協会内の教育や業界の地位向上に向けた活動をされます

就職できる機会は限られているでしょうが、機会があれば検討してはどうでしょうか

日本理学療法士協会ホームページより)

転職先は理学療法士免許が必要ないところにすべき

私は理学療法士の資格が必要がない転職先をおすすめします

理由としては資格が必要な仕事は大抵給与の上がらない保険事業が主で、研究・教育関係は高い給与が見込めますが枠がある程度抑えられていて、一定以上の能力が必要となるからです

大抵の医療・介護臨床現場は成長機会が乏しく、自身でモチベーションを保って仕事を行い、上がらない給与に納得しなければなりません

それが楽しい方はいいですが

現状を変えたいと思う方は理学療法士の仕事に近くて、臨床とは異なる別の業界で働くことを検討してはどうでしょうか

もしまた、理学療法士として働きたいとなったときに戻りやすいところがこの資格のメリットです

フィットネス業界へ転職してさらに磨く

身体を動かすことが好きな人、スポーツ分野から理学療法士を目指した人はフィットネスで働くことが合うかもしれません

「身体については理学療法士の自分の方が詳しいよ」「給与はフィットネスよりいいよ」と思うかもしれません

しかし、フィットネスにおけるトレーナーの知識は高いレベルの人が多く、理学療法士が触れない比較的健康な人へのアプローチに優れています

特にトレーニング・栄養は特化されており、美容やダイエットに通ずるところがあります

これらの経験や知識が美容・ヘルス業界で理学療法士としても民間では働くことに繋がっていきます

美容系の企業への転職やパーソナルトレーナーとして活躍に繋がります

成長産業であるAIヘルスケア(IT系)に転職する

ヘルスケア系は最も私がおすすめするところですが、こちらも内容が多岐に渡ります

おすすめ理由を一言でいうと【成長業界】だからです

世界のヘルスケア分析市場は、2019 年に 140 億米ドルと評価され、2021 年から 2027 年にかけて 31% の CAGR で大幅に拡大すると予測されています

Healthcare Analytics Market: Current Analysis and Forecast (2021-2027)

CAGRとは年平均成長率のことです

AIを用いたテック系、予測サービスを中心とした新サービスが驚くべきスピードと精度でリリースされており、あっという間にこれまでの常識を変えていきます

製品やサービスについて紹介すると

製品やサービス

VRを用いたトレーニング

遠隔診療、オンラインレッスン

AIによる運動・栄養指導

医療・介護保険の請求、労務など管理システム

人材紹介サービス

理学療法士が起業・就職された会社もあります。そちらの紹介記事はこちらから

理学療法士が【ヘルスケア企業】で働く理由この記事は理学療法士が働いているヘルスケア企業についてご紹介します。AI/ITを用いたヘルスケア企業は今後理学療法士が新たに活躍できる分野として非常に注目されます。どんな会社がどのような事業をしているのか興味をもってみてください。...

ただ問題は、これらの企業に理学療法士が本当に転職できるかです

結論だけ言えばできるのですが、それ相応の準備や覚悟が必要です

特にヘルスケアで働きたいとなったときは、どの職種で働けるかがカギとなります

転職先は自分が好きなことができるところを選ぶ

最後は自分な好きな仕事を軸に転職することです

好きな仕事と副業として理学療法士で働ける場所で活躍する方法をおすすめします

こちらの良いところは精神の充実が計れるところです

理学療法士として安定した収入を確保しつつ、好きな仕事で収入を伸ばせないかやってみる方法です

好きな仕事が何かは人によって変わります

私の知り合いはカメラマンとイラストレーターがいます

どちらの仕事も理学療法士の正社員自体よりは収入が下がりますが、自分のやりたかった仕事として取り組むことができています

また理学療法士としての仕事も一定の距離を置いているので苦にならず、転職してからストレスが今までより低くなったとのことでした

理学療法士としての仕事に疑問を持ち始めている人、人間関係やマネジメントが苦に感じていた人には適切な距離感が得られるようですね

これらの仕事は今後収入として伸びていく可能性があります

また好きな仕事をしているうちに理学療法士として勤めている職場からWEB制作の一部を頼まるなど仕事の受注に繋がったそうです

家庭や家のローンなど、家計の柱となっている人には敷居が高いかもしれませんが、何とかできる方法を探してみてはどうでしょうか

【まとめ】理学療法士のおすすめ転職先は少数派のところ

私が転職先としてマイノリティ(少数派)をおすすめしている理由は

  • 同業界(保険事業)では給与は目減りし、仕事が減っていくから
  • これからは理学療法士が少ない分野に飛び込んで自らの価値を高める必要がある
  • 理学療法士は企業で働いている人が少ないから価値を感じてもらえる
  • こらからは正社員にこだわらない個人で仕事がとれる時代

そこで

フィットネス、AIヘルスケア、好きな仕事との副業

これらをおすすめしました

しかし、理学療法士の王道勤務先である医療・介護関係には安定という絶対的な安心感があります

安定を求める方はこれまで通りの医療・介護現場が手堅いです

ただ昨今のようなインフレによる影響を受けても医療費の値上げすることは難しいので賃金の値上げはしにくく、社会保険料の締め付けからも、業界が成長していくことはありません

どちらをとってもリスクはあります

ただ若い方はリスクをとって少し冒険してください

それが後々に大きな経験となって自分に返ってくると私は思います

リスクのとれる方はベンチャーへの転職を考えてみてはどうでしょう。こちらの記事が参考になります

【IT・ベンチャーへ就職】理学療法士の新たなキャリアアップ理学療法士がIT・ベンチャー企業への転職を行うことについて説明しています。ベンチャー企業は成長機会があり、就職するチャンスもありますが、ワークライフバランスを崩しやすいです。また職種はコンサルタントなど理学療法士と直接関係ない職種に応募する必要があることをお伝えしています。...

結論:おすすめの転職先は成長産業であるAIヘルスケア業界です。理学療法士の中では少数派だからこそ、他人よりも高い年収や成長ができます。人とは違う道を探しましょう

まずは医療・介護の保険業界から違う道をみてみてはどうでしょうか

最後までありがとうございました