こんにちはYASです
皆さん仕事は順調ですか。私は40代ですが
毎年「これ30代にやっておくべきだったな」っと
思うことが多いです
学生時代は公務員に興味がなかったのですが
周りが¨試験を受けた¨などを聞いて、調べたりすれば良かったかなとも思いました
理学療法士として働いていて
「安定した職場に転職したい」
「福利厚生(休み)を重視したい」と感じることはありませんか?
私の周りでは未だに公務員神話が根強く、できればなりたいという人は多いです
30代になると、家族や将来のことを見据えて転職を考える人も多いでしょう
そこで今回は公務員理学療法士についてお伝えします
理学療法士が公務員になるまでの道のりと、実際に働き始めたリアルな友人・知人の体験記をまとめました
公務員以外の転職には転職エージェントの利用がおすすめです
また一般職への転職も視野に入れておいた方が良いと思います
成長産業で働くことは給与アップに直結するからです
おすすめは「PTOTキャリアナビ」と「リクルートエージェント」です
#1 公務員理学療法士になるまでの試験について

理学療法士が公務員になるためには、自治体や独立行政法人が実施する採用試験を受ける必要があります
試験内容は「筆記試験(教養問題)」「小論文」「面接」の3つですが、最も重視されるのは「面接」です
面接がカギを握る
公務員は一度採用されると、よほどの理由がない限り簡単には退職させられません
そのため、面接では健康状態やメンタルの安定性、人間関係を円滑に築けるかどうかといった「人間性」が強く問われます
採用人数は限られており、枠はごくわずか
だからこそ、面接では「一緒に働きたいと思ってもらえる人材か」が非常に重要になります
この面接を侮って、何の対策もしない人が大変多いです
少ないチャンスをモノにするオススメの方法があります
転職エージェントを利用するのです
転職エージェントでは面接対策をしてくれます。
もちろん民間企業への転職斡旋の為ですが、重要なのは
ご自身の強みやアピールの仕方、身だしなみ、経歴の紹介、志望理由などを教えてくれます
注意してほしいことは転職エージェントはすぐに決まるような案件を勧めやすいので、行けば受かるようなところを勧めやすいです
無理めなところを依頼して、その面接対策に相談に乗ってもらいましょう
気が向けばそちらへ転職すれば良い訳ですから
コネや人脈の影響も大きい
私の知り合いは、地域の福祉ボランティア活動で自治体関係者と繋がりを持ち、結果的に「完全なコネ入職」だったそうです
他にも研究発表で共同研究の一環で長く一緒に活動した縁で入職が決まった人もいます
もちろん全てがそうとは限りませんが、地域活動や勉強会、ボランティアを通じて行政と接点を持っておくことは大きなアドバンテージになります
何より情報が入りやすいです
入職したいことを言える関係性ができれば空きがあったときに声がかかる
こういったことがあります
#2 実際になった公務員理学療法士の仕事内容

実際に公務員理学療法士として働き始めた人たちの声を聞くと
「給料は民間より安いけど、福利厚生は圧倒的に良い」という意見が多いです
公務員は俸給表で給与が決定しており、等級によって金額が変わります
給与と待遇
特に20〜30代前半では、民間病院の方が給与水準が高いことがほとんどです
ただし、公務員は賞与(ボーナス)がしっかり支給され、退職金や年金制度も充実しているため、長い目で見れば安定性は抜群です
50代以降は公務員の方が給与は高く、生涯年収は公務員の方が高い人がほとんどでしょう
勤務地と配属先は運次第で難易度が高い
希望する地域に必ずしも募集があるとは限らず
「行きたいところに配属されない」という声もあります
沖縄に公務員になった同僚は島を数年おきに転々と移っています
それでも、自分の住んでいる地域(近畿地方・中部地方など地方レベル)で探そうとしても何年も待たないといけません
都市部は倍率が高いため、どうしても公務員になりたいなら、田舎や地方の方が受かりやすい傾向があります
地方はかなりなりやすい印象ですね
地域が決まっても配属先も選べないため、急性期、小児、精神など配属されてからの勉強をしっかり求められます
募集要項で大体の仕事は決まっていますが、臨床にこだわらなければ地域包括支援センターなど、どんな部署に配属されても対応できる柔軟性がある方が受かりやすいです
自己学習は必須で、配属後もさらに専門的な研修や学会参加が必要です
#3 どんな人が公務員理学療法士に向いているか

理学療法士は病院勤務というだけで比較的安定した職種ですが、「公務員」はさらにその上をいく安定性を持っています
特に以下のような人には公務員が向いています
産休・育休をしっかり取りたい人
女性にとって大きなメリットが「休暇制度の取りやすさ」です
出産や育児による長期休暇が制度として保障されており、実際に取りやすい雰囲気が整っている職場が多いです
この辺りが公務員としての福利厚生の充実している利点でしょう
毎週末しっかり休みたい人
公務員病院や施設は、完全週休二日制やカレンダー通りの休みがあるため、プライベートを大切にしたい人にぴったりです
連休や年末年始も安心して休めます
臨床業務が好きな人、体力のある人
基本的には臨床業務がメインです
患者さんと直接関わることが苦でない人、業務のルーチン化を苦にしない人には向いています
逆に高齢になっても移乗動作などの介助を求められることもあります
また公務員ならではの書類業務は多くなりやすく、ITを使った業務改善は遅い傾向にあります
多くの患者さんを捌く場面もありますので身体的なタフさがある方は向いていると言えます
臨床以外も楽しめる人
公務員理学療法士の中には、行政系部署に異動になる人もいます
これは断ることもできるそうですが、志願する人がいるそうです
市の健康増進事業や、介護予防教室の企画などに関わることもあり
「人と話すのが得意」「教育や啓発活動に興味がある」人には向いています
さらに稼ぎたい人には不向き
公務員は副業禁止です
「もっと稼ぎたい」「自由に活動したい」と考えるタイプには、正直向いていません
収入重視の方は、自費リハビリ、訪問リハビリなどの方が選択肢は広がります
個人的な意見では忍耐強い人にとっては結果的に公務員理学療法士の方が生涯年収は高いと思います
これを超えるのは起業する人や臨床以外で活躍している理学療法士だと思います
相応のリスクが必要となるので、公務員を安易に辞めない方が絶対にいいです
#4 公務員理学療法士を目指すための準備

公務員理学療法士を本気で目指すなら、今から少しずつ準備を始めるのが得策です
公務員が参加している地域活動へ出向く
地域で行われる介護予防教室や行政主催の健康相談会、外出歩行ボランティアなどに積極的に参加しましょう
自治体の職員や地域包括支援センターの方々と顔を合わせる機会を増やすことで、人脈ができ、採用情報なども入りやすくなります
もちろん、転職ありきでの参加は嫌われます
研修・研究の一環で関わることが実務にも好影響を与えるのでオススメです
資格取得をして面接対策をする
面接時のアピール材料として有効なのが、専門資格の取得です
特に「3学会合同呼吸療法認定士」などの呼吸・循環系に強い資格は高評価される傾向にあります
自費リハビリでも使える知識なので、転職の幅も広がります
公務員試験対策
筆記試験は教養問題が中心ですが、近年では小論文やプレゼン形式の課題が出る自治体もあります
通信講座や参考書を活用して、早めに対策しておくと安心です
#5 まとめ:安定か、自由か、自分に合った選択を
公務員理学療法士は安定性が魅力ですが、収入や自由度を求める人にはやや物足りないかもしれません。
- 「安定を求める人」→公務員がおすすめ
- 「もっと収入を得たい人」「自由に働きたい人」→転職や副業、起業が現実的
特に、家庭とのバランスを考えた場合、「夫が自営業」「妻が公務員」という組み合わせは非常に相性が良く、経済的にも心理的にも安定する傾向にあります
最後に、もしあなたが「もっと理想の働き方をしたい」と考えているなら、まずは自分の今の価値を知ることから始めてみましょう。
今すぐできる第一歩として、理学療法士専門の転職エージェントに無料登録して、どんな求人があるかチェックしてみませんか?
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