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子育て30代の転職【セラピストならリファラル採用】

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理学療法士の皆さんお仕事は順調でしょうか

私は40代ですが、様々な転機は30代に多いと感じています

人によっては結婚・出産などのライフステージのイベントも多いのではないでしょうか

その転機に退職や引っ越しによる転職があるかと思います

しかし、主婦や主夫を対象とした「結婚・出産と就活」をテーマにしたアンケートでは、
92.6%が結婚・出産後の就職活動を難しいと感じているとの結果です

【参照:ビースタイルホールディングス結婚・出産後の就職活動について、女性はどう感じているのか?「難しい」 92.6%

今回は30代で実際に子育てをきっかけに転職した理学療法士の事例を上げながら

30代での転職における落とし穴についてお伝えしたいと思います

転職の際には、どんなところで働きたいよりも、そもそも自分が子育てしながら働けるのか不安になりませんか?

転職を実際に行ったり、見てきた筆者から実際の好事例を元におすすめを紹介致します。

どんなところを注意して転職先を決める材料にすべきか

子育てしやすい環境はどんな職場かをお伝えしたいと思います

結論:子育て世代でも転職は十分に可能。【大規模な病院・施設】【女性ミドル層、同年代が現場に多い事業所】【女性管理者がいる職場】に狙いを定めて交渉してみましょう。特に知人に紹介してもらうリファラル採用がお勧め

子育てしながら転職活動中の方は転職エージェント利用は必須です

子育てに関して寛容に受け入れてくれるかは求人情報だけでは判別ができないからです

登録をしておき、探してもらう方が時間も節約できますので登録をして情報収集をしましょう

子育て期間中に転職すると収入が下がりやすい

先に知識として知っておいてほしいのですが

在職中に子どもが出来た場合、選択肢があります

産休→育休→時短勤務→正社員復帰をする職場復帰と

これを機に退職するパターンです

あまり長期間勤めたいと思わない職場の場合、辞める口実としては最も慰留されにくいチャンスでもあります

また祖父母に助けを借りたいなど、これを機に実家方面へ引っ越しされる方も大変多いです

私の周りでは結婚・出産をきっかけとして退職される方が多いです(人気がない職場だと思います)

職場復帰するパターンは特に問題ありません

これまでの勤務態度・職場への貢献度に問題がなければ喜んで復帰を待ってくれるでしょう

問題は退職して再就職する場合です

子どもの出産を機に退職する方はたくさんいます

1子出産を機に離職する女性の割合が46.9%あり、高い状況です

【参考:男女共同参画局「共同参画」2019年5月号より

子どもが小さいときは色々なトラブルがあります

特に保育園へ行きだした直後は急な発熱で電話がかかってきて、途中で抜けることもあります

家族都合で休む日も出てきます

こういった理由から勤務時間に調整がつきやすい

パート勤務を選びやすく、正社員時代よりも収入が下がりやすいです

実際、私の周りでも収入が下がった人は何人もいます

そういった人達は

「子どもが小さいうちは仕方がない」

そう思って割り切られている方が多いです

正社員として働いていても保育園の迎えに行く時間に慌ただしく動き、残業はまずできません

疲労が溜まる期間が続くので、正社員として働くには職場の協力も必要となります

そこを気にして正社員は避ける傾向にあります

子育てを理由に面接を落としているクリニック

子育て期間中は欠勤が多くなるのですが

それが困るのは職場です

ギリギリの人数で回しているような小規模なところは子育て世代の女性を露骨に敬遠します

私が知っているクリニックでは、どう見ても優秀なセラピストを院長が

「子育てで休むでしょ」という理由で断られていました

こんな職場では採用されない方が幸せですが

実際にこのような子育て世代の女性を敬遠するところはあります

採用側の立場の場合は、結婚して間もない女性は採用を見送るところがあります

抜けた穴を埋めるセラピストを雇うか現状のセラピストのみで回すかになると、いずれもコストがかかるからです

採用側の気持ちもわかります

理由としては育休・産休制度を使い、職場を疲弊させる人もいるから、こういった採用条件に変えざるを得ないのかもしれません

図太いセラピストは産休・育休・時短勤務をフル活用して退職する

制度を使い、職場を疲弊させると言いましたが、その実例についてお伝えします

私の職場で産休、育休、時短勤務、妊娠、産休、育休・・と

このスーパーコンボを9HITさせてボーナス時期に退職しようとしていた

猛者な女性がいました(外見も猛者)

さすがにボーナス時期の退職申し出は管理職がキレて阻止しましたが

このように当然の利権として制度を行使し続け、なんの貢献もせず職場を去る

確かに制度上は問題はないのですが、職場としてはたまったものではありません

社会保険料は事業主、被保険者ともに免除されるので事業主に費用負担はありませんが

ボーナスを支給(ほとんど減額)されることもあり

実務に関しては現場のフォローが多少なりとも必要だからです

やっと稼げる1人前になったと思ったら「休みます!」と言われる・・

今までの採用・教育コストは何だったのか・・そういった気持ちが職場にはあります

それならその時だけ、患者さんを減らしたらいいじゃないかと思うかもしれませんが

そんな都合良くコントロールはできません

職場は妊娠・出産・育休があっても、戻ってしっかり働いてくれるなら、笑顔で送り出してくれます

ただ、妊娠をきっかけに退職されるのであれば、雇用側は雇用自体を考えることになるということを覚えてほしいです

子育て制度は活用すべきだと思いますが、自分に都合のいい部分だけを活用して、会社を利用することは周りにいる人達を疲弊させます

自分の空いた穴を埋めてくれた人達に感謝した行動を心がけたいものですね

別の問題として、職場が子育てに協力的かがあります

子育て中でも30代の転職は可能【就職前に確認すべきこと】

子育て期間中でも転職は可能です

実際にしている人はたくさんいます

転職エージェントでも伺いましたが、子育て中であっても求人はあります

難しいところは個別性のある問題があることです

  • 子どもが病気がちで休みやすい
  • 送迎の時間を考えたい
  • 急な休みに理解がある職場がいい

このような問題があります

これらに対しては職場・上司が理解があるかどうかが問題です

求人票には書いていないことなので、しっかりと話し合いたいですね

実際に私も子育てをしていますが

  • 保育園入所のタイミングは発熱等が多かった
  • 小学生になった直後は早く帰ってくるのでどうするか問題だった

など、子どもの時間帯を考慮して働く必要があります

特に環境が変わった直後はトラブルが多いです

急な休みの場合、夫婦どちらかが対応できるような体制を整えておく必要があります

また夫婦どちらかだけに負担が偏ることは避けた方がいいです

ですので転職する際は

  1. 急な休み、早退は可能か
  2. 子育てに理解があるか
  3. 代役するだけの人数はいるか
  4. 勤務時間を交渉できるか

このようなことを事前に話し合いましょう

一番楽な方法は転職エージェントを利用して、エージェント側と求人側で交渉をある程度進めてもらうことです

言いにくいことも要求しやすいので、お勧めです

女性が多い転職先が有利ともいえない

子育てをしている女性がオーナー、院長であれば理解してもらいやすいかどうかですが

これは分かりません

実際に考慮してくれる事業所はあります

しかし、中の従業員さんは快く思っていないケースもあります

ある病院は出産が順番待ちであるというケースも聞きました

むしろ女性が少ない方が他の女性と比べられることもないので、要求が通りやすいとも聞きます

一番良い方法は実際に働いている人の意見を何とかして聞く方法です

育児中のセラピストの転職はリファラル(紹介)転職が有効

このような理由から育児中の転職はリファラル(紹介転職)が私は最も有効だと思います

職場内の環境について内情を詳しく知る人の意見は参考になります

特に育休、産休については転職エージェントでも知り得ない情報があり、

採用担当者とは別の現場スタッフや組織の風土に関連するからです

また紹介者にも育児で頑張る仲間を増やすメリットがあります

紹介する側も育児中で代役を頼むこともあるでしょうし、頼まれる方も同様です

たくさんの仲間が揃えば、勤務体制を整えることができ、会社側としても安心できます

事業所、紹介者、求職者の3方良しが目指せます

同期、辞めた同僚などに良い職場はないか一度聞いてみてはいかがでしょう

子育て経験者が多い30代セラピストのいる職場がおすすめ

紹介で勤務先を探すことは既に述べましたが

もし紹介が難しい場合は、どうでしょう

できるだけ、似た条件で探すことが好ましいと思います

そこで勤務地・転職先候補としてお勧めなのが

  1. 大規模な病院・施設
  2. 女性ミドル層、同年代が現場に多い事業所
  3. 女性管理者がいる職場

この3点となります

①大規模な病院・施設は代役が立てやすく、男性育休など社会通念に対して敏感に対応されやすいです

人数が多い分、雇用されている人間が守られています

②女性ミドル層、同年代が現場に多い事業所は、既に子育てをしている世代が多く、職場が子育てよる休みなどに理解を示してくれやすいです

人数が増えることで子育ての世代の協力も得られやすいでしょう

子育てによる共通話題もあり、悩み相談もできて、馴染みやすいです

③女性管理者がいると子育ての苦労を経験しているので、こちらも仕事と子育ての大変さについて理解を得られやすいです

ここの注意点は皆がそうとは限らないことです

結婚されていない管理者もいると思いますし、ご自身の時代とは異なる価値観だと関係性が悪化する可能性もあります

どこの職場にも言えることですが

実際に働いている人の情報をできるだけ集めるようにしましょう

【子育て世代30代の転職】まとめ

女性を中心とした子育て世代の転職は不安に思うことが多いと思います

特に子どもは保育園入所、小学校入学などのタイミングで体調を崩しやすかったり、帰宅の時間が変わったりと親のスケジュールも変わりやすいです

産休、育休は十分に活用してもらいたいですが、その分職場や同僚に貢献する気持ちは持ちましょう

転職される方は

  • 大規模な病院・施設
  • 女性ミドル層、同年代が現場に多い事業所
  • 女性管理者がいる職場

を中心に検討してみましょう

可能であれば、リファラル(紹介)転職ができることが理想です

子育てに協力的かどうかは深く内情を知る人でないとわからないからです

結論:子育て世代でも転職は十分に可能。【大規模な病院・施設】【女性ミドル層、同年代が現場に多い事業所】【女性管理者がいる職場】に狙いを定めて交渉してみましょう。特に知人に紹介してもらうリファラル採用がお勧めです。

交渉する場合は転職エージェントを通した活動を行うと最初から子育てに協力的で勤務形態など考慮してくれる職場を探してくれます

子育て世代でも十分に転職は可能なので安心してください

私も子育てしていますが、子どもの発熱には毎回ドキドキしますし

感染症などで長期間仕事を休むときは頭を抱えます

ただ、それでも休んだ次の日に仕事が行きやすいような職場に勤めていますし、そのような職場で勤めるべきだと思います

周りの話しを聞くとひどいものが多いです

「昼間だけでも何とか出てきてほしい」

「患者宅への連絡は自分でしてほしい」

「前もって代役を・・」

もはや嫌がらせです

こういった職場で働き続けることはお勧めしません

トラブルにならないうちに早々に転職をお勧めします

意外といい職場があるという意見も聞きますので、どこもこんなものとは思わないでください

あなたの転職を応援しています

最後までありがとうございました

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