こんにちはYasです
皆さんはセカンドキャリア支援制度というものをご存じでしょうか
主に企業などが50代以上の従業員に時間や学びの支援を行う制度です。定年退職後の職員に大して雇用した場合、政府の助成金も活用できます
〈厚生労働省よりキャリア形成促進助成金のご案内〉
話題のリスキリングと同じですね
今回はこのキャリア形成促進助成金とは関係ありませんが、関心が高まっているセカンドキャリアについてお伝えします
これから定年退職される理学療法士は急造していきます
定年退職後、皆さんはどのようなセカンドキャリア築くかイメージできていますか?
すでに先を見据えて転職されている人も少しづつですが見られています
実際に見てきたことと今後のオススメについてお伝えします
結論:理学療法士のセカンドキャリアとして、退職後安心したいのなら長く勤められる母体の大きい事業所に勤めよう。転職を視野に入れるのなら、地方転職、運営管理者の道を早めに取り組みましょう
転職を行う場合は相談者が必須です
転職を視野に入れるなら、転職エージェントの力を借りて、ご自身の能力の見つめ直しましょう
セカンドキャリア目線でもどのような業界や転職先がよいか相談できるリクルートエージェントを本サイトではオススメしています
無料でアドバイス、登録ができるので一度覗いてみてください
理学療法士におけるセカンドキャリアとは
セカンドキャリアとは第二の人生における仕事のことです
イメージしやすいのがプロスポーツ選手が引退後に別の仕事を始めることですね
理学療法士は少ないですが、鍼灸師や柔道整復師は元プロ選手をみかけます
要するに転職ですね
ただセカンドキャリアと銘打っているので、それなりの大きな転職、ライフステージの変化のときに使う言葉です。
理学療法士という職業はそもそもセカンドキャリア
理学療法士になる時点でセカンドキャリアな人の割合が一定数いると思います
専門職は脱サラして転職するのに有力候補だからです
鍼灸師ではそういった方は多かったです
逆に理学療法士の場合は高校から入学される方の方が多かったです
理学療法士として働いて、次のセカンドキャリアの場合はまた一般職に戻る人や理学療法士の経験を活かした他職種の場合が多いかと思いますが、意外と少ないですね
他職種の紹介は別記事でも紹介しているのでそちらもご参照下さい
理学療法士のセカンドキャリアに直面する場面
理学療法士のセカンドキャリアとしては、どのようなシーンに考えられるかご説明します
ライフステージが主に関わります
結婚出産における地方転職
主に女性の理学療法士の方に多いパターンです
結婚、出産を機に実家へ帰られ、そこでセカンドキャリアを築いていきます
子育てに関しましてはこちらの記事も参考にして下さい
この地方転職ですが、理学療法士としてはかなり有力な方法です
というのも地方の人材不足は深刻で、特に高齢者をターゲットとした事業は自治体からも求められています
老人保健施設、訪問サービスなど若い人材は特に求められています
給与や待遇の面で都市部と比較すると見劣りするかもしれませんが、長期的に雇用され続けることは問題ないかと思います
逆に就職先の数が少ないことがネックになるかと思います
地方でのんびり仕事をしたいという方には満足度の高いセカンドキャリアと言えます
運営・経営管理職のセカンドキャリア
理学療法士として長年働いていると徐々に出世し、管理職になるかと思います
現場の統括、管理をしながら働くプレイングマネージャーな管理職として多いですが、人によっては運営の事務方へポジションチェンジする機会があります
これは大きなチャンスです
是非可能性がある方は挑戦したり、その為に事務方と仲良くなってどのような勉強・資格取得が役立つか検討して下さい
なぜ良いかというと、他の人が真似できないポジションであるからです
さらにいうのであればお金を知る、管理する立場に近づくからです
それはご自身のスキルアップややりがい、先々の転職にも役立ちます
理学療法士としての業務とは遠ざかるのでそこに不満を持つ方は多いと思いますが、このようなポジションはやろうと思ってもできません
裁量を得られる立場というのは実にやりがいがあります
一つの事業所に1,2つの椅子しかないですが、新しいセカンドキャリアとしてオススメです
一般企業への転職によるセカンドキャリア
一般的な転職も立派なセカンドキャリアです
長期的に見て収入や待遇アップを目指して一般企業をセカンドキャリアとする方は人によっては向いていると思います
実際に私の周りもそういった人が多いです
ですが、セカンドキャリアとして進むのであれば、キャリアとして積み重ねられる物を選ばれる方が良いかと思います
どういうことかというと手当たり次第の転職はご自身の経歴の価値を確実に下げます
今後の人生にどんな仕事を選ぶことが良いかを考えて業界、業種を選択する方がいいと思います
何を選んでも失敗ということはないと思いますし、私の周りもたまたまの縁で就職先が決まったことがありましたが、目先の収入だけを追うとセカンドキャリアとしては積み上げにくいと思います
ステップアップに繋がる仕事かどうか考えてみてはどうでしょうか
セカンドキャリアは誰にでも訪れる
「私はセカンドキャリアは無縁だ」
と思っても必ず訪れます
それは定年退職後です
現状の理学療法士の給与と退職金であれば退職後は働く人が相当数いるはずです
そうなると誰でもセカンドキャリアとして働くことがあります
ここでは逆算して重要な点を2点お伝えします
コネをあなどるな
一つ目はコネです
再雇用や定年後の就職ではコネ就職が圧倒的に力を持ちます
それはそうですよね
65歳になり、新しく就職先を探すとします
履歴書を見て65歳以上の人を雇うということはそれなりに簡単かつ肉体労働の仕事が多いはずでしょう
これまでの経験は役立つとは限りません
しかし、あなたの能力や人柄をよく知っている人がいればその職場や今までの職場で雇用してくれる可能性が高まります
このようにコネ、これまでの人間関係が関わってくることは一般の転職でもあり得ます
意外と退職後に元職場の同僚と出会って仕事をするということは私も経験しています
広く人脈を持ったり、関わったりすることができる機会を大事にしてください。
母体が大きいと安心
2つ目は転職先として大手の病院など法人は安心感があるということです
再雇用してもらう場合、仕事がないと困ります
事業所は基本的に60歳から再雇用しないといけません
しかし、あまりにこれまでと違い過ぎる仕事を任せる訳にもいきません
そこでこれまでの業務に近い仕事をしてもらうのが現状です
今後についてですが、現在は少しづつ退職者が出てきていますが、これから徐々に退職者が増えていきます
その際に再雇用で働くポジションがないとなると、より負担の大きい仕事が周ってくることになります
母体が大きいと仕事のたくさんあるということです
これも実際に見て経験しています
- 「こんなんで給料もらえるんだ~」
- 「大変そうだな、むしろ給料が下がって、業務負担は大きいのでは?」
- 「辞めたいけど、働く先のことを考えて辞めれなくなっているのかな」
など思いながら見ています
少ない従業員で回しているところよりも大きいところの方が目立ちにくく、何かしら仕事があるものです
経営母体が大きい方が再雇用後のセカンドキャリアに有利です
理学療法士のセカンドキャリアのまとめ
いかかだったでしょうか
セカンドキャリアという言葉がありますが、転職、再就職、再雇用と同じ感覚でよいと思います
大事な点としてはライフステージによる転換がセカンドキャリアという言葉に関わることです
これからの時代はセカンドどころかサードでもフォースでもどんどん変わっていくと思います
ご自身の場合はどうするかを踏まえて、これからの人生、楽しくやりがいのある仕事をしたいですね
まとめです
結論:理学療法士のセカンドキャリアとして、退職後安心したいのなら長く勤められる母体の大きい事業所に勤めよう。転職を視野に入れるのなら、地方転職、運営管理者の道を早めに取り組みましょう
転職活動においては私も利用しましたリクルートエージェントがおすすめです、記事でもおすすめしていますので、参考にどうぞ
以上です
ご拝読ありがとうございました