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理学療法士の悩みと書籍データからみる解決方法

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こんにちはyasです

皆様、診療報酬の改定などによる周りの変化に慣れてきたでしょうか

お忙しい毎日だと思います

私はほぼ毎日リハビリなどの施術業務に携わっています

そんな中で上手くいった日もあれば、価格に見合う価値を提供できていないのではと思う日もあります

また仕事量や売上などに関しては悩まない日などありません

今回は理学療法士の悩みにフォーカスしてお伝えしたいと思います

理学療法士歴は10年以上で現在も所属している職場は100人以上の大所帯です

人の悩みも聞いたり、聞いてもらったりしました

今回は悩みの対処法としてデータや書籍を交えてお伝えします

皆様のお悩みが少しでも晴れればとても嬉しいです

結論:理学療法士の悩みに対して
①給与で職場を選ぶと失敗する
②仕事内容の悩みはいいところにも着目する
③人間関係では自分の意見を大事にしよう
社会的な悩みは他者の意見も聞いてみよう

悩んで転職する場合は転職エージェントをおすすめします

最後に理由もお伝えしますが、まずは相談相手としての登録をしてはどうでしょうか

私も利用して視野が広がったと思いました。悩みの言語化におすすめです

理学療法士のセカンドキャリアの築き方この記事は理学療法士のセカンドキャリアがどのような場面で接することがあるかを説明しています。特に退職後は否応なしにセカンドキャリアに直面します。注意点や気にしておくべき点についてお伝えしますので、セカンドキャリアを意識した転職を行いましょう。...

1理学療法士の誰もが悩む給料

理学療法士の誰もが悩むことが給料です

おそらく給与に満足している人は50歳代の理学療法士が少なかった時代に就職ができた人達ではないでしょうか

現在に比べると50~100万は年収が違うと思います

現在の理学療法士の給与はこちらを参考にして下さい

【参考:日本理学療法士協会.理学療法白書2021】

理学療法士の年収は420万円ぐらい

理学療法士の平均給与は400~420万円です

これは私が転職エージェントに相談した際もこれぐらいの給与での紹介になりますといわれていますので、およそ正しい数字だと思います

20代であれば比較的十分な給与かと思いますが、問題は昇給しないことです

厚生労働省:毎月勤労統計調査より

年間1%の昇給となると平均給与から考えて、およそ年間4万の昇給です

悪くないですね

しかし、実際は残業、役職手当などによる影響と考えています

私が働いていたときは住民税や社会保険料を差し引くと、実際の体感としては年間1万も上がれば良い方ではないでしょうか

また青天井ではなく、必ず頭打ちがきます

どうしても保険制度ビジネスだと売上の限界があるからです

上手くいかない理学療法に悩む

次に悩むことは業務内容についてでしょう

内容は様々ですが、私の身の回りから聞く意見と私の意見を合わせてお伝えします

およそ以下の2点になるかと思います

理学療法士の業務内容は主に患者さんへの施術です

それに関することで完結します

理学療法士の存在意義の希薄さ

理学療法士の業務内容で悩む方は大体の人が真剣に仕事のことを考えている方だと思います

ただ毎日を漫然と過ごして給料を貰えればいいと思う人は悩みません

若い世代に多い悩みが自分の仕事の存在意義の希薄さです

要は「いてもいなくても、リハビリしてもしなくても結果は一緒」と考えることです

なかなか身体が良くならない、変わらない患者さんがいて、それに対して一生懸命勉強して対応しても効果が上がらないと感じることが大きいのだと感じます

理学療法士の仕事相手はほとんどが高齢者です

当然効果として若い人よりも出にくいですし、変化がほとんどみられなくてもリハビリを続けて売上を上げないといけない面もあります

このような点に触れて自分は何の為にやっているのだろうと存在意義を疑うのです

大量の選択肢

次に理学療法士が学ぶ分野についてです

理学療法士の認定理学療法士(運動器やら小児やらの専門領域)の分野ですが21種類あります

専門領域として勉強するだけでもこれだけの種類があり、しかも臨床では様々な対応が必要です

車椅子や小児、スポーツなどの対象から急性期から慢性期と時期によっても異なり、病院、施設など場所によっても求められることが違います

このように様々なことを学び、さらにそれを継続しなければならないということが真面目な人に対して負担が重くなります

時間がない、勉強をどうしたらいいかわからない、さらにその場所独自のローカルルールなどもあったりして、ストレスが溜まります

最大の悩みは人間関係にある

最後に人間関係です

これは理学療法士に限らずですが、理学療法士は体育会系が多く、パワハラ気質な点は否めません

また先輩、上司の力が圧倒的に強く、明らかな力量差を証明することも困難であるので、しばし人間関係に悩まされます

人間関係が退職理由1位

退職理由のNo1は人間関係です

悩みの種はこれがほとんどで、逆に人間関係が良ければ長期間働きやすい職場だといえます

人間関係については退職についての記事も是非ご覧ください

理学療法士が【職場をやめてよかった】と思った出来事理学療法士が職場をやめてよかったと思った事例を4つご紹介します。主にパワハラや不必要と感じる業務量が多いこと、男女関係によるものがあります。このような事例はその人の問題ではなく、職場に問題がある場合もあるので退職を検討するべきです。...


このような理由から人間関係の悩みはほぼ全員にあると思います

これについては対処方法で何とかするしかありません

人間関係悩み自分が離れることが一番良い解決策です

次からは対処方法についてお伝えします

悩みに対しての対処法

給与、業務内容、人間関係について理学療法士の悩みをお伝えしましたが、理学療法士目線での対処方法をお伝えします

これらは以下の書籍を参考にしつつ、私の周りの人の方法を交えておりますので参考になれば幸いです

基本的には自分が変わるしかないと思います

自分自身の受け止め方、考え方を変える

何かが違うなと思う方や話し合っても解決しないという方は環境を変えるしかありません

この場合は退職して転職するということになります。その両面からお伝えします

給与で選ぶと失敗する

理学療法士の給与が不満な方は、ご自身が頑張って昇給するか転職するかのどちらかになるかと思います
昇給についてはかなり期待が薄いと思います

なぜかというと理学療法士の業界は年功序列が常だからです

長く勤務すれば昇給しやすいですが、先ほどご覧になられた昇給率や理学療法士の供給人数から考えて、平均の年収以上は難しいと思います

給与で不満があるなら転職しかないです

手っ取り早い考えなら訪問リハビリ1択です

これで年間30~50万は上がるでしょう

多少遠回りでよければ一般職への転職、教員、院生になって専門性を磨くことも良い判断だと思います

しかし、大事なことですが

給与の悩みが解決しても幸せなれるとは限らないことです

給与アップをしたい理由は何でしょう

家、車、ブランド品、子どもの教育などが必要だからでしょうか

現在の給与では達成できませんか?

「給与が安い」と言う方は周りにいますが(主に若者)

じゃあ何に必要なの?と聞くと大体は必要性を感じない浪費がしたいからです

それも人生の充足には必要かもしれませんが、日々の生活を見直す方が先かもしれません

給与と幸福度についてはこちらの書籍から書かれています


科学的な適職【ビジネス書グランプリ2021 自己啓発部門 受賞!】

研究結果では幸福度アップは年収500万程度から上がりにくくなるとあります

実際の悩みはお金がないことよりも漠然とした将来に対してどれくらいお金が必要かわからない不安からきていると私は感じます

誰かと比べない、理学療法士のいいところにも着目する

仕事内容に関しましては誰かと比べていないか思い浮かべてほしいです

何か他の仕事が充実しているように感じていませんか

大体の仕事は毎回同じような仕事で、成果が出るかわかりません

例えば教師の方も毎年同じことを教えて、学生には同じように教えても優秀な成績の子とそうでない子がでてきます

料理人も同じ料理で満足するかどうかはお客さんによります

見た目カッコ良さそうなホワイトカラーの仕事も華やかに移り、伸び盛りの業界ですが、40代でリストラが余裕であります

先々のことは誰にも予想できません

同じ書籍からの紹介ですが理学療法士の仕事はアメリカのアンケートでは幸福度が高い仕事です

他者の悩みを解決することが身近でできるという職種です

中々成果が出にくいですが、それでも続けると見えてくることがあります

また覚えることが多いということは活躍できる分野が多岐にあるということですし、転職がしやすいことも特徴です

理学療法士の数も増えてこれから様々なことにチャレンジしてくる人が増えるでしょう

そうして可能性が広がっていくのではないでしょうか


科学的な適職【ビジネス書グランプリ2021 自己啓発部門 受賞!】


悩まれている方は自分に対しては俯瞰したり、他の人に自分の仕事振りを聞いてみてはどうでしょうか

自分がどのようなことがしたいのか方向性を考えるでも気分が晴れてくると思います。私はブレブレですが・・

また職場のローカルルールなど理学療法士というよりもその職場特有の業務内容に悩んでいるのなら、これも転職を検討すべきです

私の職場は大所帯ですので、無駄な管理業務がとても多いと感じます

退職した人は皆一様に業務が多いと他と比べて言っていました

人間関係の悩みは断ち切る

人間関係についての対処ですが、お互いどのような人間かを一度振り返ってはどうでしょう

こちらは書籍【13歳からの進路相談】から抜粋しています


13歳からの進路相談

「よく聞く話しはよくある話ではなく、言っている人間の背景、どんなメディアの情報や上司、環境の元で今まで働いてきたか、価値観を持っているのかを知りましょう」

進路指導に対する話なのですが、将来についての考え方や人間関係については転職や仕事において通じることが書かれています

また自分はどんな価値観を持っていているか振り返ってみてください

それが職場と明らかに異なる場合は転職することを勧めます

根本的な部分が合わない所には、どんなに自分が変わってもストレスが溜まるだけだからです

次の職場選びでも同様です

どんな環境、どんな価値観で社長が働いているかを知ることができれば、自分自身の人間関係に悩むことは少ないでしょう

例えば

ある程度自由にさせてくれる職場であれば、裁量を持たせてくれるかもしれません

ルールがガチガチなところであれば、細かな点について仕事に関係がなくても注意してくれるかもしれません

また人間関係で悩んでいるときはこれが普通のことの悩みなのか、人に聞いたり、他の職場はどうなのか確認してみることも大事です

一番いいのは転職した同僚、学校のクラスメイトに聞くことです

大抵はあなたが悩んでいることが他の職場ではあり得ないようなことと思われがちです

悩みの相談相手は第三者の視点を入れるべき

悩みの相談は事情がわかる人と第三者の最低二人には聞いた方がいいです

具体的な解決法は事情がわかる人でないと、説明しづらく、内容がわからないからです

逆に大切な将来性や今後のことについては第三者に聞く方が絶対にいいです

理由は働いているときというのは近視眼的な思考になりやすいので、もっと俯瞰的にみると悩みが解決しやすいからです

悩みの内容が自己解決できれば良いのですが、自分では解決できない給与や業務内容、人間関係であった場合は転職サイトの利用をおすすめします

転職サイトはざっくりした待遇面しかわからないので、今までの悩みが本当に解決できるかわかりません

そこで転職エージェントの利用をおすすめします

転職エージェントの利用はこちらの記事に詳細を貼っておきますので、またご覧ください

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私個人は理学療法士以外の分野も視野に入れておいた方がいいと思い、リクルートエージェントをいつもオススメしています

一番情報量が多く、話をした印象が具体的で圧力を感じないレベルで気軽に受けれたからです

ただ転職もまた新たな悩みになるかもしれません。転職活動もそれなりに気力、体力がいります

またそんな気分じゃないという人は少し心身を休めてもらってほしいです

仕事を辞めても復職しやすいのが理学療法士のいいところです

しっかり利益を享受してください

まとめ

いかがだったでしょうか

悩みに対しては自分自身が行動することで解決するならいいのですが、大半はそうではないと思います

相手を変えることは出来ないと考えておいた方が無難です

そのうえで自分の行動、考え方を変えて悩みの捉え方を変えましょう

結論:理学療法士の悩みに対して
①給与で職場を選ぶと失敗する
②仕事内容の悩みはいいところにも着目する
③人間関係では自分の意見を大事にしよう
社会的な悩みは他者の意見も聞いてみよう

悩み過ぎたら疲れますので、リラックスに旅行、友人との食事など好きな時間も作ってください

外出は特に気分転換にいいです

皆さんを応援してます
最後までご拝読ありがとうございました