こんにちはyasです
皆様お仕事お疲れ様です
皆様はお仕事をされているとき、様々な経歴の患者さんとお会いするかと思います
また中学・高校などの旧友に会ったときに
「こんな仕事があるんだ」と思ったり
「自分もやってみたらどんな人生だっただろう」
なんて思いませんか?
私は思います(*^^*)
なんなら、むしろそっちの方が活躍したかも・・
なんて勝手な想像までてしまいますww
今回は異業種への転職として
「業界の分野」と「一般企業から見た理学療法士としての価値」について知ってほしいことをお伝えします
一般企業への転職の足掛かりにしてもらえればと思います
結論:理学療法士のスキル・免許は役には立たないが、一般企業への転職はできる
あなたの価値は免許だけではない
何故、役に立たないかご説明します
理学療法士の資格を活かした仕事は一般職にはない
いきなりですが理学療法士の資格を活かした仕事をご存じでしょうか
人体・医療・健康関連についての知識があるので
- 医療関係(製薬会社、医療器メーカー・開発)
- 福祉関係(介護職、ケアマネージャー、福祉用具関連)
- 健康分野(トレーナー、健康食品販売)
このような分野になります
医療関係のメーカーはかなり狭き門です
福祉関係・健康食品の販売などは需要が十分にありますが
福祉や健康関連の職種にあなたはなりたいですか?
現在より労働条件が悪かったり
これまでと似たような仕事になりやすいです
理学療法士から一般職に移る場合の理由として
現在の理学療法士としての仕事に嫌気が差しているのではないでしょうか
これは全くおかしなことではありません
・診療報酬による給与の上限
・不確かな効果判定
・体育会系の古い体質の年功序列
転職した同僚は、業界そのものに嫌気を差していました
未来を感じなくて普通です
一般職への転職には理学療法士という資格にこだわる必要はありません
「でも、今まで勉強してきた時間、かけてきたお金がもったいないな」
そう思われる方へ
「損失バイアス」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか
「得るものの大きさ」より「失うものの大きさ」の方が大きく感じることです
つまり、これから転職によって新しく得られるものよりも
今までのことが無駄になることに心理的に耐えられないのです
これが問題です
理学療法士の資格は役に立たないかもしれませんが
あなたの人間としての価値、資格獲得までの努力は評価されます
ここを履き違えないで下さい
今までのお金と時間を考えると理学療法士という資格を活かさないともったいない
そんな風に考えていませんか?
一度リセットしてやり直すくらいの気持ちで転職活動する方が上手くいきます
私も医療器メーカーなど探しましたが、残念ながらそういうところは高学歴の国公立卒の理学療法士に新卒で就職されている現状を知りました。中途で入るには簡単ではないです。
業界とは
職業選択にはまずどんな業界があるか探しましょう
業界を大きく分けるとその役割から「メーカー」「商社」「小売」「金融」「サービス」「ソフトウエア・通信」「マスコミ」「官公庁・公社・団体」の8つに大別できます。
マイナビ新卒サイトより
転職したくても思っている業界にはなかなか行けないことがあります
また行きたくても望むような待遇でないことも多いです
ですが、まずは選択肢を作ることから始めましょう
ご自身でどんな一般企業に行きたいか興味があるのか探ってみます
どんな転職先があるか業界から探す方法
どの業界のどこに就職するか
一般企業のイメージが固まってきたら
実際に働いている人から情報収集しましょう
一番手軽なのはtwitterなどのSNSですが情報の精査は必要ですし、ネガティブイメージが多いことは覚悟してください
また理想とする職業にスキルが必要な場合
スキルの履修が必要となります
一般企業への転職を行うまでの期間、生活費に問題ないか注意が必要です
まとめると
- どこになぜ転職したいかを決める
↓ - 転職する為に必要なものをリサーチする
↓ - スキルが必要な場合、転職するまでの期間の生活費を確保する
↓ - スキル習得の履修、もしくは転職活動を始める
働きながら転職活動をすることも可能ですがIT系などの技能を獲得しようとするなら
働きながらは、かなり大変です
非常勤での勤務も視野に入れておきましょう
軸のある、長期的に勤めたい方はここまでの流れで自身を見つめなおす方が良いですが
こういう流れめんどくさい!といった方
時間がかかって嫌なら求人ありきから行っていくことをお勧めします
以下にお伝えします
転職先候補を見つけてから転職する方法
転職活動は
・転職サイト
・転職エージェント
・ハローワークなどで 就職先を探します
例外としてコネ入職もあります
転職サイトならdoda
転職エージェント「リクルート」「えーかおキャリア」
などありますが
一番満足がいく成功率が高いのは転職エージェントです
20代の求人についてはこちらがお勧め
ハローワークも成功率は高いですが、私の周りではハローワークを使って
求職された方はいませんでした
理由は希望する職種を探す手間が大きいからと
あまり待遇が良くないところが多いからです
転職エージェントは向こうが マッチングしてくれるので
あらかじめ成功率の高い、求人先を用意してくれています
ハイキャリアな方は転職サイトを利用することも視野に入れてもいいですが
それならハイクラスの転職エージェントを使う方がよいかもしれません
時間に余裕がある方は転職サイトを見回る
そうでない方は転職エージェントと考えてもよいでしょう
ハローワークは求人そのものよりも退職後の職業訓練の方に価値があります
退職される際に一度は覗いてみてください
PC技能の履修がありますので時間に余裕がある方は是非受講されると良いです
理学療法士が活かすべきスキルは経験
理学療法士の資格が活きる仕事はないとお伝えしましたが
資格は活きませんが、経験は活きます
一般企業への転職の際に理学療法士が活きるところは何かというと
- リーダーシップ
- チームワーク
- データ分析
- コミュニケーション能力
- 学習意欲
などが挙がります
これらは理学療法士の資格を有して、職場での経験として説得力をもたらすことができます
転職活動にはこれまでの経歴をまとめて、行ってきたことを棚卸しすると
良い自己PRになります
くわしくはこちらの記事を参考にして下さい
再三、お伝えしていますが一般企業において理学療法士の免許はほとんど役に立ちません
私が知っている一般企業への転職された同僚は
誰一人として理学療法士の免許が役に立ったとは言っていません
それだけ潰しがきかない職業なのでしょう
しかし、裏を返せば
理学療法士の資格がなくても転職は可能だということです
視野を広く選択肢をたくさん持ってもらいたいです
それでも一般職業への転職が不安な方へ
一般企業への転職がまだ不安になる方は周りにそんな方が少ないのではと思います
データでは転職かどうかはわかりませんが
一定数の理学療法士協会員が一般企業に勤めていることがわかります
約13万人中の130人が一般企業に勤めています
講演会などでもお会いしてお話しました
実際には協会に入っていない人も多いのでもっと多いでしょう
私が異業種・一般企業への転職が可能という理由は
転職できた人を何人も知っているからです
ですが、簡単ではありません
転職した人は何回か書類選考に落ちたり、面接に落ちたりしています
ですが、それは転職サイトや転職エージェントを使っても同じです
諦めなければ可能です
ただ転職してハッピーという訳ではありません
皆さんそれなりの苦労はされています
詳しくはこちらもどうぞ
まずは情報収集から始めてみませんか
そこから選択していけばいいんです
【まとめ】理学療法士の資格を活かした仕事は探すな
いかがだったでしょうか
まずは一般職がどんな分野があって、自分がどんなところに興味があるか
そこからどうやって調べれば良いかがわかれば結構です
転職エージェントやサイトと使って気に入ったところがあるかどうかだけ見ても
新しい視野が見えてくるかと思います
転職は若い人の方が有利です
年を取っても可能ですが、家庭環境や求人側の印象も異なります
情報収集だけでも行っておいて損はありません
そこから興味が出れば動いてみてはいかがでしょうか
結論
理学療法士のスキル・免許は役に立たないが一般企業への転職はできる
あなたの価値は免許だけではないから
最後までありがとうございました